ベティ・ブルー 愛と激情の日々

ベティ・ブルー 愛と激情の日々

作品情報

原題 37-2 LE MATIN
製作国 フランス

新着感想・ネタバレ

cana_pigの感想・評価
激情すぎて理解不能。
HMworldtravellerの感想・評価
” 彼女は透明な感性を持つ奇妙な花のようだった ”

私が見たのは完全版だけど公開版のタイトルは「ベティ・ブルー愛と激情の日々」。まさにこのタイトルどおりの物語。

ベティにとって生きることは多分愛することで、愛することは自分と相手の思考やすべてを同化させること。そしてそれはいつも本能に忠実だから、相手の気持ちが自分の思いと一致しない時、自分で自分が ままならなくなり激情的な行動に出てしまう。

それは狂おしくて、貪るように愛に浸っていて、見返りを求めない全身全霊の狂気の愛。遂にはその激しさに自ら傷ついていく破滅型の愛。倫理も道徳も法も世間の目も、そして多分 神でさえも、彼女の愛の形の前には何の意味も持たないのだろう。ベティみたいな人はリアルにいたらとても付き合えないのが本音。だけど、彼女は究極的に純粋なのかもしれない。社会的通念や周りのことが何も目に入らないほどの激しさは、本能的な好き嫌いだけで 善悪の概念はまだ全くない赤ちゃんがカラダだけ大人になり、男を愛したような感じだ。

そんなベティのすべてを受け入れるゾルグ。直情型で破滅型な彼女のことを十分過ぎるほど知っていてなお、彼女のすべてを受け止める。鮮烈で過激で自分と相手の命を削るようなベティの愛し方には感情移入できないと思いながらも観てしまうのは、もしかして、心のどこかに自分には絶対できないがゆえの軽いジェラシーがあるのかも。

ラストシーンからエンドロールが好き。白猫、写真、原稿にペンを走らせる彼。エンドロールのベティのブルーに染まった世界は陽が落ちて夜のとばりが下り始めた時間のよう。美しさと これから向かう闇が共存する世界。なんだろう、深いため息が出た。
2828hatterの感想・評価
まさに愛と激情。タイトル通りの映画だった。
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