赤い靴

赤い靴

作品情報

新着感想・ネタバレ

s_p_n_minacoの感想・評価
アンデルセン童話をパトロンとバレリーナと作曲家の話に重ねた、なかなか鬱なバレエ映画。劇中バレエ「赤い靴」を踊るヒロインの運命を操るのは、魔法の靴屋=偏執的な狂気で支配するパトロンなのだけど、それがキャリアや自己実現を阻むメタファーとして色々深読みできるから恐ろしい。敷かれたレールや赤い靴が象徴する社会背景や心理的呪縛、今観てもじゅうぶん残酷な寓話じゃなかろうか。テクニカラーの色彩、舞台美術、特撮を使ったバレエシーンが華麗かつ禍々しく、劇場の天井のとんでもない高さ、そびえるような空間が凄かった。特に後半はバレエ以外が音楽も演出も芝居もどんどん舞台様式化していく。赤い靴が死の舞踏を踊り出すクライマックスときたら!なるほど、多くの影響を与えたのも頷けるインパクト。
raffffarの感想・評価
うっとりする映像。バレエシーンの手作業で作り上げてる感と当時の先端の映像技術を頑張っている感じが見ていて楽しい。サーカスのようなカラフルで賑やかなセットの中で織り交ぜられる狂気なイメージが怖くて、でもポップで可愛くてくるくる踊るバレエが美しくて…意識が映像に吸い込まれていきます。
Keimiyazatoの感想・評価
マイク パウエル、エメリック プレスバーガー作品、天国への階段とこの映画は不朽です アンデルセンの原作も残酷ですがこの映画の残酷と美しさを観ると赤い靴は何の比喩なのか色々と考えてしまいます
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