太陽を盗んだ男

太陽を盗んだ男

作品情報

日本劇場公開日 1979年10月6日
製作国 日本

新着感想・ネタバレ

Shinya_Agoの感想・評価
記録用
Doraの感想・評価
久々に古い映画を。最初のバスジャックからいきなりプロトニウムを盗むまでの流れやいらないカーチェイス、ちょっと自分のツボには入らない構成だったな……。後半のタイマー音を始め主人公の心境変化の描写はかなり緻密だったように思う。素直に面白いとは思えたし見応えもある良いテーマ性を持った映画だと思う。
HMworldtravellerの感想・評価
中学校の理科の教師が東海村の原発からプルトニウムを盗んで自宅で原爆を作り、原爆をたてに警察に要求をするという、はちゃめちゃで荒唐無稽ぶりが物凄い映画。組織的な犯罪ではなく計画からプルトニウムの盗みから原爆作りまで何もかも1個人の犯行、セキュリティもへったくれも無い原発の施設、プルトニウム以外は一般に手に入るものでの原爆製造など、まともに考え出したらキリが無いほど破天荒過ぎるが、ここまで徹底して無茶苦茶だとブラックで奇妙な勢いみたいなものを感じるから怖い。

原爆ではないが、予告犯行や国家機関のサイトへのハッキングなど、ピンポイントに天才的な知識や頭脳を持つ人間が社会を相手どり犯罪を犯して、世間・メディア・警察などが右往左往するのを楽しむ、いわゆる愉快犯というのは実際に存在するわけで、そういうカルトに近い狂気の沙汰ぶりという意味ではこの映画の製作時よりもむしろ現在のほうが現実味を帯びていると言えるかもしれない。70年代にこの作品を撮ったのはある意味 奇跡かも。

原爆まで持ち出してこの犯人が要求することは『TVのナイター中継を試合の最後までやれ』とか『ローリングストーンズの日本公演をやれ』とか実にくだらない。結局、犯人は何か目的があってそのために原爆を作ったのではなく、自分の知識を試し実行してみたかったんですよね。知識欲がエスカレートし趣味が高じて原爆を作った。で、実際にできてしまった...
ciatrをフォロー: