悪魔のいけにえ

悪魔のいけにえ

作品情報

原題 The Texas Chain Saw Massacre
日本劇場公開日 1974年10月4日
製作国 アメリカ

新着感想・ネタバレ

sogo_hiroakiの感想・評価
FB「映画の森」にコメントくださった方々からのオススメもあって早速鑑賞。

テキサスチェーンソーに比べて、こちら方が俄然面白かった。

歴史やまだ、撮影技術が今よりもない頃の作品もあるも、こちらの方が登場する人物がシンプルだし、ナチュラルな「人」描写で、凄く良い。
今の映画は、最初の「起」では、時代背景・人物の説明・今現在の状況などを表しているが、この映画は、あまりなく寧ろ「観れば」わかる。

始まり方が、凄くいい。
始まり方が、1番恐く、何も映ってない(画面は黒)映像から始まるので、いきなり想像・連想させられ、掴みOKみたいな。

今は、灯りや色合いは、PCで表現できるし、それも凄く良いが、今の技術がないからこその映像だけに、凄く良い。味がある(^^)色合いで、恐さを出すのも有りだけど、こちらの方がリアルで、凄くよかった。

今の映画は、薄暗く何か恐い事が起きる予感をかもし出して映画表現しているが、襲われるとは、正にこうだよねと思った。

映像構成・表現や描写を抜きにして、こちらの方がリアルに見えるし、俳優の顔の表情が良かった。

しかも、なにより「人間臭さ」を感じる。

これは、いつ観ても新しい。
ekurmovの感想・評価
レザーフェイスの初登場シーンのスピード感やハンマーの勢いに圧倒され、終盤の目のドアップの映像には衝撃を受けました

見たのは随分前ですが記録を忘れていたので記憶を頼りにざっくりと印象だけ書かせていただきました
若者たちがキャンプに行った先で殺人鬼に襲われ〜というサイコホラーの定番ストーリーの生みの親的作品ということでリスペクトもこめて☆4です
s_p_n_minacoの感想・評価
何が怖いって、この映画の中にある絶望だ。『スター・ウォーズ』のテロップがはるか銀河の彼方へ誘うのと同じように、何も起こらぬ前から絶望に突き落とす冒頭の口上。やがて乗り込むヒッチハイカー。一番怖いのはコミュニケイション不能な相手、話が通じない相手、という概念に70年代独特の厭世感が合わさって、底知れぬ不穏さが充満する。もうドン引き。
草原のパンショット、朽ちた家、漂う死臭、遠くから響く発電機のモーター音。何でもないラジオの天気予報すら救いがない。後半は話の全く通じない相手が更に増えて、マリリン・バーンズの絶叫悲鳴が執拗に凄まじく、まさかのトンカチや箒も不条理すぎて震える…。
なのに木漏れ日から夕暮れ、朝焼けの叙情的映像が生み出すマジックときたら。時代とアイディアと予算と環境すべてが奇跡的に作用してるんだろうな。当時のペシミスティックでナンセンスな虚無が全編を覆い尽くし、どんより淀んで溜まった絶望そのものがここにあるとしか言いようがない。確かに不世出の名作と唸ってしまう。
ある意味(手仕事の伝統を守る)レザーフェイス一家もアメリカの神話、現代版トールテールの一種なんだと思う。プリミティヴでありながら文明も駆使する、ポール・バニヤンの系譜みたいな。プロレスの怪奇系マスクマンと一緒で、そこが味わい深いんである。あと、殺人鬼は仕事が雑な方が怖い。
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