KOTOKO

KOTOKO

作品情報

日本劇場公開日 2012年4月7日
製作国 日本

新着感想・ネタバレ

igagurichanの感想・評価
塚本晋也とCoccoのコラボなんて、どんな恐ろしいホラーだよ。と思いながら観賞。
本当に美しくて化け物みたいな怖さがそこにあった。
Coccoならではの表現力。シングルマザーの子育ての閉鎖感。追い詰められる母親。
自分のこの手をパッと離したら赤ちゃんって簡単に死んでしまうんだ。と誰しもが抱く不安。
追い詰められた精神の脆さと、自分の命と引き換えでも良いから子どもを守りたいと言う、矛盾した必死さ。
精神的な病に侵されている女性をCoccoが演技なのだか素なのだかわからない演じ方をしていた。
野菜炒めをしていたフライパンをぶん投げて叫ぶ。リストカットを繰り返す。
劇中で彼女が歌うシーンがあるんだけど、目の前で歌われたら怖くて全力で逃げたくなる程、美しく魅力された。
彼女の魂は人一倍強い。死にたい。食べられないと喚いても絶対死なない強さがある。

親はなくとも子は育つ。
ラストに本当の息子さんが息子役で登場するのだけど、そこだけ明るい光が届いてるようだった。
nyurrの感想・評価
観たとき衝撃を受けた。とんだメンヘラ映画だから人にはあまりすすめられないけど好きな作品。
どこかでみた「KOTOKOは子と子」っていうのにすごく納得した。ちゃんとできないことが苦しくて苦しくてたまらない。どこまでがことこの幻覚なのか。最後まで観れば救いがあるのかと聞かれると多分ない。でもただ手を降る、それだけのシーンに泣けた。それがひとつの救いにも満たない光であるのかもしれない。
ひたすらにむなしかったり苦しかったりきもちわるかったり、そんな気持ちがぐるぐるして愛しくなってくる。生きようとする力はすごい。
Coccoの歌もだけど、演技が本当に凄まじい。
1uhyaの感想・評価
Coccoが演技してるというよりは魂をぶつけてると感じた。彼女のための映画。
ぐちゃぐちゃの琴子だけど、その歌声は他のなによりも誰よりも強く美しい
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