暗殺の森

暗殺の森

作品情報

新着感想・ネタバレ

Keimiyazatoの感想・評価
意外に明るく展開していきますがその後の主人公の一生を決める幼年期の辛い出来事の場面辺りから重々しい空気になっていきます、全体に流れるイタリア映画色は好きなのですが構成に難ありな感じでぎこちない ベルトルッチの完成形は「1900年」なので そこに至るまでの試行錯誤的な作品 撮影の素晴らしさや有名なダンスシーンの意味等 見所は沢山あってベルトルッチを語る上では外せない映画。
tmmyonの感想・評価
どのシーンも計算が尽くされているように美しい。きれい。かっこいい。
内容は集中が足りなかったのか、集中しても着いて行けないのかわからないが、説明的ではないのでわかりにくい。もしくは私が西洋の歴史に長けていないせいか。しかし、この作品で取り上げられているのは、歴史政治云々よりも、「個」の問題なのではと思った。幼少期のトラウマを抱えた青年が、ある思想に走り、自分の意に反する決断を迫られる。うん、文学だな。
見終わったあとはモヤモヤしたんだけど、自分の中で舞台を西洋からアジアに置き換えたらかなりしっくり来た。大島渚にこのアジア版を撮ってほしかった。
THE・映画という感じでした。
southpumpkinの感想・評価
ファシズムとかの時代にフランスとイタリアを行き来するスパイの話。非常に難しい。歴史的背景もさることながら物語も難解であり、それらに心の移ろいが折り重なり登場人物に感情移入し干渉することは混迷を極めた。(森が舞台となる盛り上がりのシーンはむしろこの映画における救済とも言える容易さ)が、その映像美には何か理解を超えた力が働いているような気がする。色彩、カット、角度、どれを観てもこの映画に不要な部分がない。全てが効果的に働いている様な気がする。当時のヨーロッパが抱える常に曇り空のような空気が直接語るまでもなく描かれている。
傑作には間違いないが、映画としての評価は己が青二才故に☆3に甘んじる。正直眠かった。
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