ヴィデオドロームの感想・評価・ネタバレ

3.8
23
9

Videodrome 1985年6月22日公開 カナダ

ciatrをフォロー:

感想・評価・ネタバレ

Pit7775Pitの感想・評価
強烈過ぎる。トラウマ。問題作。
今の世の中ゲームなどで脳がおかしくなり現実かわからない事もある。ポケモンGOの誕生によりゲームが現実にもなった。さらに今年はバーチャルリアリティ元年でもあり、より現実とかけ離れようとしている。
80年代ではそれがビデオということで脳だけでなく体も変化するというのが今回の作品。
家のあらゆる物が擬人化し、それを壮大な音楽とともに女性の喘ぎ声も入っており不気味である。
観終わった後、あまりのやられた感にあっけにとられ固まってしまった。高評価したい所だが前半のセックスシーンや暴力シーンが個人的に観てられず観るのをやめようとしたのでちょっと下げます。
southpumpkinの感想・評価
クローネンバーグの傑作。勇気を持って星5を捧げます。
古い作品ながらも、その気持ち悪さは過去の作品の追随を許しません。拳銃が手に刺さる辺りは「鉄男」がインスパイアされてる気がしますがどうでしょうか。個人的にお気に入りなのは、柔らかくなったテレビでしょうか。普段から堅いとの既成概念に囚われがちなものが歪むととても変な気分になります。
僕も完全に全てを理解したつもりは無いですが(登場人物の役割がいまいち・・・)しかし、この映画の恐怖などはなんとなくわかります。例えば、幼い頃にインターネットで見たグロテスクな画像が一生忘れられずトラウマになった場合、それがヴィデオドロームなのですよね?インターネットが浸透した現在ではより理解されやすい作品なのでは無いでしょうか。この作品が20年以上前に撮られていることに驚くばかりです。さらに公式に「リング」はこの映画に影響を受けていることが認められています。確かに形無きヴィデオドロームの具現化が貞子だと思えば納得だし、この映画の解釈のコツです。
44nica44の感想・評価
Blu-rayで
Yuka_Nishiiの感想・評価
見た者を洗脳してしまう番組「ビデオドローム」にのめり込んで行く主人公。その背後にはカルト宗教団体の陰謀があった…。いろんな解釈ができそうだけど、とにかくビジュアルが凄まじくホラー。無機的なテレビやビデオといったメディアが、暴力的かつSMチックで官能的に描かれています。その表現は理解し難くも惹きつけられるものがありました。
nonadebuの感想・評価
tophelosの感想・評価
2012/06/22 Blu-ray
この映画を観たのは大学生でちょうどレンタルビデオ屋が世間に広まりつつある頃だったと思う。いまのネット世代からは想像がつかないのかもしれないが、そういう時代背景で現れたこの作品には、恐ろしい程のリアリティが感じられインパクトは半端ではなかった。当時それこそビデオテープが擦り切れるくらい繰り返し何度も観たこの作品を、当時よりも鮮明な高画質で観るとはなんとも感慨深い。クローネンバーグ自身の妄想とも言われるこの映画、改めて観るとエロ、グロ、SM、スプラッタ、メカと肉体の融合等々、彼の持ち味を全部出し切った作品でもあったことが分かる。いまだ精力的に撮り続けるクローネンバーグの新作も待ち遠しい。
k1ller_aka_tKoの感想・評価
テレビによる受動的な情報の受信、それに伴う視覚・聴覚の過剰刺激、そして映像中毒に陥っていく様を具現化したトンデモ映画。
ブラウン管から伸びる手、裂ける腹、脈打つビデオテープとグロテスクな表現を用いながら幻覚症状に陥っていく主人公の不安定な精神を描いている。幻覚/現実の線引きが曖昧になっていくほどにストーリーも意味不明になるけれど、ここまでアンダーグラウンド感があって独特の表現で作られた映像映画という点では非常に優秀な出来。観る人を選ぶ映画です。