青春の殺人者

青春の殺人者

作品情報

日本劇場公開日 1976年10月23日
製作国 日本

新着感想・ネタバレ

ohayou_nihonの感想・評価
めちゃくちゃよかった。最高。一家ものでは、石井聰互監督の逆噴射家族を観た時の暴れる衝撃、青春ものでは園子温監督のヒミズを観た時のどうしようもない少年と隣にいる少女の暗く青臭い衝撃に似たものを感じました。私的に1/4くらいの前半部分と8ミリ映像の部分がたまらなくよかったと思います。前半で腹一杯になったくらいよかった。親殺しのシーンは本当に名作だと感じました。父親を殺した後の水谷豊の表情と汗が忘れられないのと、血の上を野菜が転がったり、頭がおかしくなったのかセリフがどことなく愉快な感じが垣間見えたり、不謹慎だけどちょっと笑ってしまった。そして母親もかなり怖かった。目の奥が真っ黒で人間の目をしていないというか本気で不気味さが伝わりすぎて、途中気持ち悪くなった。母親と暗闇で話すシーンからは恐怖がものすごく冷んやり伝わって、バックで、なぜか誰かのうなり声のような「んーんー」となっているのが怖くてしょうがなかったし、とにかく前半は、母親が気持ちが悪いと感じた。
父親の死体をとりあえず洗おうと、でかい漂白剤かなんかの箱を持ってテキトーに「ばちあたり~ ばちあたり~♪」ってふりかけてたり、不謹慎だけどかなり笑えた。
しかし、もう、脚本がかなり好みでしたね。具体的ではなくて「あれしよう」とか「国で決めたあれだから」とか、「あれ」が多かった笑 「血で滑りやがんの〜」のとこれが一番よかった。とりあえず狂気的すぎて突っ込みどころ満載。

水谷豊が、若くてハンサムです。70年代のヒッピー調のファッションだったりして、日本の若者らしくそれが取り入れられていたりして細部まで時代を感じて面白かった。
wowwowchの感想・評価
水谷豊のデビュー作で、長谷川和彦のデビュー作。太陽に盗んだ男の衝撃ほどはなかったですが、なかなか初期衝動に溢れた作品でした。市原悦子の演技も凄まじいが、彼女が殺されるシーンはトラウマになりました。原田美枝子のしゃぶりつきたくなるパイオツとゴダイゴの音楽も最高
Qua_moonの感想・評価
誰もが感じた若さゆえの鬱屈した気持ち、もうどうだっていい、という投げやりな気持ちを親殺しという普通ではないテーマを使って見事に表していて感動した。この作品より先にヒミズを観たので若い2人の姿は住田と茶沢に被った。こちらがヒミズの影響元なんだろうな。
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