籠の中の乙女

籠の中の乙女

作品情報

原題 KYNODONTAS、DOGTOOTH
日本劇場公開日 2012年8月18日
製作国 ギリシャ

新着感想・ネタバレ

o325の感想・評価
生まれてから一歩も外界との繋がりを持たせずに育てられた子どもたち。外の世界の恐ろしさを洗脳し車でないと外には出れないと刷り込ませる。このような暮らしの中、息子の性欲処理のため女性を定期的に呼ぶように...

突出した展開はないものの、染み込んでくる狂気・エゴに目が離せない。無知とは恐ろしいもので、ブラックジョークが効きます。この作品には世の中への暗示も含まれているんでしょう、ストレートかつ強烈。
ラストの後(映画には描かれていない)は、様々な憶測があり、レビューを読んでいて面白いです。
southpumpkinの感想・評価
ずっと気になっていたのですがこの度ようやく鑑賞。外の世界と断絶された三人の子どもたち。父によって支配されるその狂った世界の中で、しかし子どもたち(もう20歳近いのかな…)は楽しそう。ひょんなことから下界の知識を手に入れたことによって起こる家族の崩壊を描いた映画。
思ったよりも映像美に優れていて、その分派手さはなくエンタメ作品ではありません。やや刺激を求めて鑑賞した部分はあるのですが、それの満足度には達しませんでした。しかしその落ち着いた映像の中に孕む狂気というのは言いようもない気持ち悪さを感じます。長男が父の絵を描いている(実際に描いている映像は無し)のですが、これがどうにも独裁国家の肖像画に見えてなりません。
ラストの暗示もかなり好き。僕はダメだったんだろうなあ、と思います。
igagurichanの感想・評価
ずっと気になっていた作品。やっと観ることが出来た!私はこの映画好きです。 
子供たちを外界の危険から守るために家に閉じ込めちゃう夫婦の話。いや、危険から守るとはちょっと違うかも。狂った親の自己満足の話。
美しい豪邸、子供達の洋服も清潔でシンプル。クリーンな生活の中に暴力や狂気が満ち溢れている。
父親の横暴さに目が行きがちだけど、本当に怖いのは母親。狂っているのに淡々と描かれていて恐ろしかった。
「ママ、ゾンビが庭に咲いているよ」笑えないよ~。子供達に名前がないのも怖い。
長女のフラッシュダンスもどきのダンスシーンが見所。
やはりハリウッド名作の影響力はすごいな。
ネコ好きの方は観覧注意。
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