ドキュメント灰野敬二

ドキュメント灰野敬二

作品情報

日本劇場公開日 2012年7月7日
製作国 日本

新着感想・ネタバレ

mataro_minceの感想・評価
少しだけ頭の中や心のうちを分けてくれる。
わかりにくいこの手の音楽の考えや
音作りの現場を少しだけ垣間見られる。
misaki14yamaの感想・評価
正直今まで、灰野敬二なんてただウルサイだけじゃん、と思ってました。だから、観に行って本当によかった。この人の行為は創るとか為すとかそんな次元は遠に越えていて、「消えることができない」何某、それこそ「不失」であると。一つ一つを聞くたび見るたび触れるたび、灰野敬二の底しれなさにただただ圧倒されます。冒頭で幼い頃に描いた絵が出てきますが、この時からすでに敏感で繊細な物の捉え方をしていたのだと思います。理解ある母親と父親の話。子ども会での疎外感。問題児。長髪署名運動。教会。ロックとの出会い。初めて聞いたビートルズの『Eight Days a Week』がお経に聞こえた話。レコードのために昼飯を我慢して貯金。停学。ジャズとの出会い。ロスト・アローフ。名曲喫茶ライオン。不失者。「ハードがコア」なバンド。スタジオ風景。まるで古代壁画のような譜面。小沢靖。ライブ映像。映像実験。将来の夢、長髪への愛。「俺よりも音楽好きになってみろよ」ってそんな簡単に口に出せる言葉じゃないです。灰野敬二初心者のわたしにとっては盛りだくさんな内容でした、ライブ映像も程良く抑えられていて頭痛いなんてこともなし。個人的には、スタジオで音を積み木みたいに組み立てていく作業や、不失者ノートの内容、実験映像の打ち合わせ風景を見れたのがよかったです。もともとファンではないしこれを見て虜になったわけでもないけど、灰野敬二をもっと知りたいと思うきっかけになるには十分な作品でした。ドキュメンタリーとして、わたしたちをより効果的に惹きこむ構成にもなっていると感じました。これ、DVD出たらたぶん買う!
@シアターN渋谷
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