エンター・ザ・ボイド

エンター・ザ・ボイド

作品情報

新着感想・ネタバレ

mazda620の感想・評価
死んでも戻ってくると宣言するほど妹を愛してたドラッグ男が死にきれないまま幽体離脱する話。
これ東京が舞台というのがなにより良かったと思う。かなり外人目線の先入観が強いけど、どこか冷めを感じる美しくないしつこいくらいのネオン、東京っていう場所そのものが放つ中毒性、この場所こそまさに無だなって思う。
生と死は紙一重だと実感するストーリー、たぶん掘り下げればもっと深くできたのに薬物みたいな、万華鏡とクラブの照明を混ぜたようなヴィジュアルにこだわりすぎて、見た目が強烈なわりに中身は浅はかになってしまった気がする。
最初の10分くらいは、遊園地のコーヒーカップめっちゃ回したあとの降りた瞬間のきもちわるさみたいな酔いがすごくて、いろんな意味でクラクラした。でも後半から飽きというかそれに慣れてきた自分がいて、80分くらいの短い映画にしていればもっと見たいもっと欲しいみたいな中毒性ある映画を作ることができた気がする。1シーン1シーンがとにかく長いせいで、ネオンはもういいから事態を先に進めてほしいってきもちで観てしまった。
バッドでもハッピーでもない終わり方が好き、妹が死なない限り永遠に彼の魂は東京で生き続けるんだと思う。
ドラッグと性行為ってとても似ていると思った。一時の苦しみを忘れることができることが、快感ではなく無なんだと思う。フラッシュバックのシーンの衝撃がこっちにまで焼きつくみたいにぐわんぐわんきた感じだけは終わりまで残ってた。
飽きさえこなければたぶん楽しめる映画。私は疲労感の方が勝ってしまった。良し悪しは問わずに見ててすっごい疲れる。これ映画館でみてたらある意味すごかっただろうな。。。
spineの感想・評価
酔っ払った時や、頭がグチャグチャの時に見るのがオススメ。
ぶっ飛びのドラッグムービーで、映像の鮮烈さ、浮遊感が半端ではない。
映像は終始一人称視点(主人公の目から見た視点)になっていて、どうやって撮影したか勘繰るのが楽しい。
しかし内容はスカスカで、その割に上映時間が2時間以上と長いためどう頑張っても飽きる。
頭をグリングリンにしたい時に見て、グリングリンになったら途中で寝る、というのが正しい見方。
southpumpkinの感想・評価
なんなら1年くらい前からずっと気になっていたギャスパー・ノエ監督作品をようやく鑑賞。ものすごい期待はずれでした。
東京を舞台にクスリのディーラーが銃で撃たれて死んで、東京をフワフワするというお話。映像は確かに素晴らしい。一体全体どうやって撮ったんだ、という映像の連続で本当にクスリをやっているかのようなドラッグムービーです。凄まじい浮遊感。
しかしストーリーが薄く、さらに2時間を超える鑑賞時間が異常に長く感じます。最初の30分位は傑作の予感すらしたのですが途中から完全に飽きて惰性で鑑賞しました。流しっぱなし、という鑑賞法が最も適しているのかもしれません。
オープニングが最高。
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