その夜の侍

その夜の侍

作品情報

日本劇場公開日 2012年11月17日
製作国 日本

新着感想・ネタバレ

mazda620の感想・評価
『お前を殺して俺は死ぬ』
殺された女性の夫と、女性を殺してしまった男の運命のその日までを描く。
生きることの苦しさが映画全面から伝わる。ただただ虚しい。平凡な日常が辛い。"生きてしまってる人たち"みたいでむごい。
このなんとなく生きてる苦しさ っていうのを、犯人と被害者側が同じ空気感で描かれてることがたえられなかった。最低最悪の男だけど殺したといってもたまたまひいてしまった、事故だった。それでも殺人は殺人で、悪くないのに罪になることは、彼にとって苦しいんだろう。ただ、残された夫の苦しみとは正直比にならない。苦しさを比較するのは違うけど、なんとなく生きている上で感じる生きにくさと、取り残されて生きるしかない呆然とした生きにくさはまったくの別物。
殺した男は「あいつは死んでもいい」といわれるような、優しさの欠落した最低な男だったけど、それでも人を殺してしまったという重い傷みをこれからもかかえて生きていかなければならないというのが伝わるのは、"大変なことをした"という自覚からくるのだと思う。表には少しもそんな様子はださないけど、間違いなくどこかで、自分が犯したことの重大さを少なからず感じているのがわかった。ただ認めたらもっと生きにくいから強がって悪くない人みたいに振る舞うんだろうけど、決して何も感じていないわけではないんだろうな。謝ってもどうにもならないから、どうしたら...
Yuzukappaの感想・評価
よかった、
安藤サクラのシーンすごい面白かった。
大事な人を殺した相手への憎しみをどう昇華できるだろうか、それは筆舌に尽くしがたい。
しかしこの映画はそれを映画的に表現できてる、言葉でなく、映像としてわかることができた。すごい。
山田孝之みたいなやついる。大っ嫌い。
少し演劇の要素がはいって、いい感じのとこでいいこと言うみたいなわざとらしさも、最後までみると納得できる。
あと留守電とか工場の音の使い方とか、細かな生活音の使い方に脱帽。芝居は全員すげえ。
骨太。
2525toikiの感想・評価
山田孝之枠
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