マジック&ロス

マジック&ロス

作品情報

日本劇場公開日 1970年1月1日
製作国 日本・韓国・マレーシア・香港・中国・フラ

新着感想・ネタバレ

changpianの感想・評価
 知り合いがSNSで呟いていたのに触発され、DVDで鑑賞。実は見たことがなかった。マレーシア出身のリム・カーウァイ監督の第二作。第一作『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』と第三作『新世界の夜明け』はすでに見ていたので、まずはこのフィルムがその二作のちょうど中間的な位置を占めると感じた。不安や焦燥が募る実験的な第一作、ストーリーテリングの旨さが目立つ第三作の間にあって、第一作よりは落ち着いて見られるものの、様々な解釈が可能なインディーズぽさの残るフィルムだった。
 どのように解釈するかは、見る人によってわかれるだろう。香港・ランタオ島で美人女優二人が共演するリゾート・ムービーとして見る人。同性愛映画としてクィアな解読を試みる人。はたまたアジア多国籍映画としての側面を強調する人、など。アマゾンのDVDレビューでは、乳首が見えるかどうかについてのみ記しているものもある(笑)。
 さて、韓国人のヤン・イクチュン、キム・コッピと、日本人(とされる)・杉野希妃が共演したこの映画、自分なら、以前にciatrでもレビューを書いたイム・テヒョン監督『大阪のうさぎたち』を補助線として引きたいところだ。2012年に完成したこの映画は、『マジック&ロス』と同様杉野希妃の主演・プロデュース。そのレビューでは「主演の二人がそれぞれカタコトの韓国語と日本語を交えて会話する…(もちろんそこには韓流ブーム以降の日本の風潮も影響してい...
ciatrをフォロー: