希望の国

希望の国

作品情報

日本劇場公開日 2012年10月20日
製作国 日本、イギリス、台湾

新着感想・ネタバレ

theskinheadsの感想・評価
男はつらいよシリーズを1作品として数えたら個人的に好きな邦画トップ5には入る。
愕然とした。園子温は本当に鬼才だと思ったね。だってここまでタブーに踏み込む映画って日本にあるか?
震災が起こってすぐ福島に出向いて原発をテーマにした映画を作るなんて、道徳的にも難があるだろうけど、そこなんか気にしてないよ、今しか撮れないものを撮ろうっていうところが監督の思うところなんだろう。
ホラーを色々と見てきたけどこういうのが人にとって一番怖いんじゃないかな。方向性は違うけど。
涙が止まらなくて最後の希望の国ってロゴが滲んで見えたよ。その希望の国ってタイトルだけでも最高だよな。放射能がダダ漏れになってるのに国がろくな動きをしないってことを散々ディスってるくせにこのタイトルだよ。皮肉だよね。
もうこの映画について話したらいくらでも話せるってくらい衝撃で観終わった後は一日中頭が真っ白だったよ。
泣いて泣いて、最後に頭を思いっきり殴られた感じ。園子温の愛のむきだしを観た大学の友達が「泣きながら笑ってゲロ吐いたって感じ」って言ってたけどそれって本当に園子温ワールドを表してると思うんだよね。今はわりとキャッチーな作品を撮ってて制約も色々と加わってつまらない映画も撮るだろうけど、その世界観は大事にしてほしいと思う。
ラストが衝撃ってうたう映画吐いて捨てるほどあるけどこの映画を超えるのは観たことがない。
喪失感、虚無感で一杯になるラストを観る勇気があるなら是非観てほしい
ayamilkyの感想・評価
一応未来の架空の話なんだけど、原発とか大地震とかでだいたいどこを題材にしてるのかは考えてしまう。

安全ってなんだろう。
生きるってなんだろう。

最初はその空気についていけなかったけど、キャストの演技に少しずつ引き込まれていきました。

Purazoの感想・評価
夏八木さんと大谷さんがすばらしくて、ふたりをずっとみていたくなります。盆踊る場面はうつくしすぎる。
えっ?!というところにいろんな役者さんが出ていてびっくり。ラストのシーン、海辺のお父さんが田中哲司さんとか分かんなかった。
日本でこういう映画をつくるのにどれほどの壁があったか。園子温監督の心意気を感じる映画です。
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