楓紅層層

楓紅層層

作品情報

原題 楓紅層層
日本劇場公開日 1974年11月30日
製作国 台湾

監督・スタッフ・キャスト

新着感想・ネタバレ

changpianの感想・評価
1975・台湾。台湾製DVDで鑑賞。劉家昌が監督・脚本・音楽を担当。監督自身がカメオ出演しているのも楽しい。この頃の劉家昌の映画は、台湾映画界を当時席巻した流行作家・瓊瑤の影響下にあるものが多いが、これも明らかにそうだ。二人の姉妹が一人の男性を好きになってしまい、それによって繰り広げられる愛憎劇。映画中のせりふでも瓊瑤に言及される。

 わがままな妹役を演じる陳莎莉はみずみずしいが、近年ではテレビドラマで意地の悪い皇太后をよく演じている(十年近く前、上海に一ヶ月滞在した際、台湾製ドラマ『懐玉公主』にすつかりはまってしまったが、あのドラマでの彼女の悪辣ぶりは印象的だった)。劉家昌の映画によく起用され、三年後に謎の転落死を遂げる谷名倫も出演。映画中、雪が降る場面があり、また陳莎莉は結婚して、夫・谷名倫の住む台湾に移住するところから見ると、映画の舞台として設定されているのは台湾ではない。仮想の(共産党に支配されていない)中国大陸だろうか、それとも劉家昌が生まれ育った韓国だろうか。ちょっと不思議な気がする。主題歌は蕭孋珠が歌い、甄妮も挿入歌を歌っている。
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