アリス・ギイ 傑作選

アリス・ギイ 傑作選

作品情報

日本劇場公開日 1970年1月1日

監督・スタッフ・キャスト

新着感想・ネタバレ

misaki14yamaの感想・評価
初の女性映画監督アリス・ギイの、1897〜1907年までの作品のうちから厳選された二十本です。
1897〜1898、『急流の釣り人』『ボブ・ヴァルテル 蛇踊り』『手品の場面』『明け方の家の椿事 普仏戦争のエピソード』初期は日常生活など特別ストーリー性のない風景が単純にただ記録されているといった具合。それでも当時は人々を興奮させるに足る代物だったのでしょう。
1899〜1902、『おいしいアブサン』『帽子屋と自動肉屋』『四季のダンス 冬/雪の踊り』『管理人』『世紀末の外科医』『ピエレットの過ち(これは着色されていました)』『キャベツ畑の妖精』『第一級の産婆』『あいにくの干渉』このあたりから、観客を笑かそうとするユーモアが織り交ぜられてきます。
1905、『ビュット=ショーモン撮影所でフォノセーヌを撮るアリス・ギイ』では、撮影中のアリス・ギイの姿が。『本当のジュウジュツ』『フェリックス・マヨル 失礼な質問』歌っているだけ、歌詞は分からないけどふざけた様子が面白い。
1906、『キリストの生涯』40分と長めの作品、かの有名なキリストの誕生から、彼が起こした奇跡や磔の刑、そして復活する様までが細かく再現されています。編集の質も上がり、カメラが定点から横移動できるようになったのもこの時期だったのでしょうか、知りません(適当)
1906〜1907、『マダムの欲望』『粘着女』『フェミニズムの結果』この頃の作品はすでに現代のわたしたちがよく知る「映画」の形になっています。このように一人の監督に焦点をあて作品をたて続けに鑑賞し、変化を楽しむことはめったにできないので、良い経験になりました。
@オーディトリウム渋谷「新・女性映画祭」
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