ムーンライズ・キングダム

ムーンライズ・キングダム

作品情報

原題 Moonrise Kingdom
製作年 2012年
日本劇場公開日 2013年2月8日
製作国 アメリカ
上映時間 94分
ジャンル コメディ

あらすじ

アメリカの北東部にある小さな島が舞台。島へボーイスカウトとしてキャンプで暮らす隊長と少年たちはある朝サムが脱走しているのを見つける。一方サムは1年前に出会った少女スージーと駆け落ちしており、島の中をどんどん先へ進んで行く。スージーの家族やボーイスカウトのメンバーなど島の人々は二人は駆け落ちだということがわかり懸命に捜索するが..

新着感想・ネタバレ

misakoooonの感想・評価
これ好き!ウェスアンダーソン作品が好きかもってことに気づいて、3作目(多分)。
なんというか、世界観がとても好み。絵本みたいで!スージーが、ザ、映画の中の女の子!ってかんじでとても好きでした。ブルースウィリスもいい味出してる。ハッピーエンドでよかったな!
satikuruの感想・評価
うらやましい…
HMworldtravellerの感想・評価
ドールハウスか絵本を見ているかのような可愛らしい映像で描かれる12歳の駆け落ち。ノスタルジー香るメルヘン調の世界観と、子供の行動や出来事を通して浮き彫りになる大人の事情。そして子供ならではの感受性。スウィートな映像とそのシニカルな隠し味とのギャップが何とも言えず、柑橘系の果実を食べた時のような甘酸っぱい後味となって残る。

両親を亡くし里親からも煙たがられているサムと家族の中で1人浮いているスージー。大人の目線で『問題児』のレッテルを貼られた2人がこの”駆け落ち”で少し成長したのは間違いないと思うけれど、これは周りの大人の成長物語でもある。独り身なのにわざわざ主婦と関係を持つ警官、夫婦関係に問題がある少女の父と母、いまいち統率力に欠けるボーイスカウトの隊長。子供の行動が彼らにちょっとした気付きを呼び起こし、愛情を注ぐ対象、家族の在り方、自信などにほんの少し変化が現れる。

シンメトリーな構図で有名な同監督の作品。内容もまた (シンメトリーではないが)、大人の事情に生活環境が影響される子供と、子供に振り回される大人の対比という一対の構図が見てとれるものだった。

ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントンなど大人のキャストがとても豪華だけど、いい意味で大物感を出さずに巧くこの箱庭的な世界観に溶け込んでいたと思う。正直、この監督の描く世界というのが個人的にあまり得意ではないのだけれど、可愛いだけに終わらない人間関係やドキッとするような子供の感性を垣間見ることはできた気がする。
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