ロスト・イン・北京

ロスト・イン・北京

作品情報

原題 苹果
日本劇場公開日 2012年10月6日
製作国 中国

新着感想・ネタバレ

changpianの感想・評価
 シネ・ヌーヴォの「中国映画の全貌2012-3」で鑑賞。中国では2007年に上映され、翌年に入り全面上映禁止処分がくだされた問題作。これは、なかなか見応えのある映画だった。映画のセールスポイントとしては、何と言っても大胆な性描写。しかもそれを今をときめく女優・范冰冰が演じているというのは、話題にならないわけがないだろう。映画の初めの方では、そのような性描写が続くが、中盤辺りからは、コミカルな要素も目立つようになる。
 プロットは以下のようなもの。地方から北京に出てきた范冰冰とその夫・佟大為。范はマッサージ店に勤め、佟はビルの窓拭きをしている。一方、梁家輝は范の勤めるマッサージ店の社長。酔った范と肉体関係を持ってしまうが、その行為を窓拭きをしていた佟に見られてしまう。范はやがて妊娠、生まれた子は梁家輝夫妻が引き取り育てようとするが…。梁家輝の妻・金燕玲も、夫に対する復讐のために佟と関係を持つなど四人の関係は錯綜していく。
 中盤のコミカルな要素というのは、范の妊娠を知った梁家輝が、その子が自分の子であることをむしろ望むようになり、立派な子供が生まれるように范ら夫婦の面倒を見るなど、必死に行動する姿など。このシリアスドラマ中のコメディ、あるいはコメディの中のシリアスさを演じきっている梁家輝の演技はすごい。
 物語の末尾あたりではストーリーがまた大きく展開する(のに断片的にしか情報が与えられない...
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