危いことなら銭になる

危いことなら銭になる

作品情報

日本劇場公開日 1962年12月1日
製作国 日本

新着感想・ネタバレ

changpianの感想・評価
 「やばいことならぜにになる」と読む。中平康監督、1962年作品。日活100周年邦画クラシック「GREAT20」として選ばれ、名作とともに2011年にDVDリリースされたが、これはなんとその時が初DVD化であった。
 私がこのフィルムに興味を持ったのは、香港でも活躍した奇才、中平康監督の手によるものだから、だけではない。原作が都筑道夫である、ということにも強く惹きつけられた。実は、中学生の頃、とあるきっかけで都筑の小説にはまり、よく読んだ。特に初期のアクロバティックな推理小説は、ティーンエイジャーにとっても魅力的だった。その頃から、彼が『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』初代編集長であり、イアン・フレミングの『007』シリーズの紹介者であったこと、また日本のサスペンス映画にも関わりがあったことは知っていたのだが、そのような映画を見るのは当時は容易ではなかった。近年、都筑原作映画は、岡本喜八監督の『殺人狂時代』、福田純監督、宝田明主演の『100発100中』シリーズ、長谷部安春監督、小林旭主演の『俺にさわると危ないぜ』がDVD化されており(『殺人狂時代』は未見)、都筑の才能を再確認したところである(彼が原作の映画は他に『国際秘密警察 絶体絶命』も。ソフト化を期待したい)。そのような都筑原作の映画群でも、一番早いのがこの『危いことなら銭になる』である。
 さて、この映画の主演は宍戸錠。長門裕之、草薙幸二郎、...
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