異域

異域

作品情報

原題 異域
日本劇場公開日 1989年11月30日
製作国 台湾

監督・スタッフ・キャスト

新着感想・ネタバレ

changpianの感想・評価
 1990年、台湾。台湾製DVDで鑑賞。『醜い中国人』で知られる柏楊が、鄧克保の筆名で1961年に連載・出版した同名小説が原作。語り手・主人公(及び筆名)の鄧克保は架空の人物だが、その他の人物は実在していたという。これまた、雲南、さらにはビルマ(一部タイ)を舞台としたフィルムである。国境地帯に取り残され、台湾の国民党政府からも見放された国民党軍の運命を描き出す。
 映画版は、朱延平監督。鄧克保を庹宗華が演じている。子役からスタートし、『小畢的故事』(少年)で小畢の青年時代を演じ、その後『風櫃の少年』『孤恋花』『ラスト・コーション』などにも出演している俳優である。だが、共演者は彼よりもずっと大きな名声を得ている。まず上官役として出演している柯俊雄。台湾を代表する大俳優であり、2004年より立法院の立法委員も務めた。2001年頃まで断続的に映画に出演していたのだが、私の見た中ではこれが最も最近の映画。まだ45歳だが、それでもさすがにちょっと老けたな、という印象。
 そして、もう一人、香港の大スターとなるアンディ・ラウ。部隊から離れ、馬幇として生きていく道を選んだ男を演じる。香港のスター街道を歩み始めていた彼が、どうしてこの台湾映画に出演したのか、ちょっと不思議な気がする。意外といえば、大陸出身(モンゴル族)の女優である斯琴高娃が出演しているのに驚いたが、彼女は数年前にスイス人と結婚して大陸を離れ、前年には香港映...
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