ベニーズ・ビデオ

ベニーズ・ビデオ

作品情報

原題 Benny's Video
日本劇場公開日 2001年6月23日
製作国 オーストリア, スイス

新着感想・ネタバレ

whentheycryの感想・評価
メディアが発達し世の中でメディアと現実の区別がつけない人たちが増えているというメッセージの映画なんだけどこれを1992年に撮っているハネケ監督が凄い。

ベニーの「どんななのか」という解答には鳥肌が立ったけど実際にそう答える未成年の犯罪者がいるらしい。
メディアを現実に当てはめる人なんてほとんどだろうけど中には危険なものもあるそれを認識しなきゃいけないという当たり前のことができていないのだ。

個人的にはファニーゲームのポール役の人が17歳の時にベニーを演じているのだけれど素晴らしかった。
asitaneの感想・評価


音楽がない
少したるい
想像より派手じゃなかった。
k1ller_aka_tKoの感想・評価
ハネケ初期三部作(感情の氷河化)の2作目。
1992年に公開されたこの作品はネット依存社会におけるコミュニケーションの閉鎖性、そして現実/虚構の境界の希薄さなど、現代における社会問題のテーマにも通じている。これがおよそ20年以上も前に取り上げられているのだから凄い。
主人公・ベニーが突発的に犯した殺人を軸に広がる物語。あまりにもつかみどころがなく終始何を考えているのか分からないベニーがとにかく薄気味悪い。少女を殺した後の行動や家族へ殺人を告白する場面、そしてあのラストの行動ととにかくどこを切り取ってもゾワゾワする。
少女の死体をずらしては血を拭くシークエンス、その後のこぼれた牛乳を拭くカット、無駄に長いエジプト旅行のシークエンスなど執拗なまでのしつこさと長回しはさすがハネケ。本当に大切なことは全く映像に映さないスタンスはこの頃から健在。初期三部作の一本で映像も暗めですがハネケを語る上では重要な作品であることに間違いないだろう。
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