阿嬤的夢中情人

阿嬤的夢中情人

作品情報

原題 阿嬤的夢中情人, Double Xposure
日本劇場公開日 2011年11月30日
製作国 台湾

監督・スタッフ・キャスト

新着感想・ネタバレ

39takeshi39の感想・評価
2014年5月24日 自宅
changpianの感想・評価
 台北・西門町は絶色影城で鑑賞。『一万年愛してる』の北村豊晴と、蕭力修の共同監督作品。「台湾のハリウッド」北投で撮影されていた、60年代台語映画の栄光と没落にオマージュを捧げた映画。実に素晴らしい。今は年老いたかつての脚本家と、痴呆症を患うその妻が、かつて台語映画界でいかに活躍したのか。当時の台語映画界の粗製濫造ぶりがややデフォルメされながらドタバタ喜劇仕立てで描写される。もちろん、すぐれた映画もあったことが映画中では示されるのではあるが。
 映画中では、台語片といっても、台語がうまく話せない外省人俳優がいたことも描かれる。また実際に日本人も台語片に監督して関わった事実があるのだが、この映画中では、映画のスタッフとして日本人が登場する(北村監督自身が演じる)。その他、ディテールも含め、うまく作られている。台語スパイ映画にもオマージュが捧げられ、スパイ同士の暗号が、愛の誓いの台詞へと換骨奪胎される。そして、その台詞は現代の場面でもうまく使われる。
 洪一峰による台語歌謡の傑作「思慕的人」「寶島曼波」、台語映画『大俠梅花鹿』『小姑娘入城』、そして『第七號女間諜』などがこの映画の直接の参照元。『大俠梅花鹿』は台湾ではDVDも発売されているので、鑑賞前に見ておくといいだろう。洪一峰についても、近年トリビュートアルバムやドキュメンタリー映画『阿爸』(ciatrでレビュー済み)も作られている。
 難を...
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