第七の封印

第七の封印

作品情報

原題 Det sjunde inseglet
日本劇場公開日 1957年2月16日
製作国 スウェーデン

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
ベルイマン自身が最も気に入っているという作品。騎士の元に死神が現れ、二人はチェスをすることに。対戦中の猶予期間に騎士は様々な仲間を引き連れ自身の城を目指す。いくら神に祈ったところで死は誰にでも訪れるし、むしろ死があってこその生なので、死はむしろ神によってもたらされる救済なのでは…。そもそも信仰の必要はあるのか…。生死や信仰など小難しくて漠然と解釈しているものをコミカルに再定義しようとしている印象があります。難解ではありますが、肩の力を抜いてぼんやり観るのも良いかもしれません。騎士のチェスにダラダラと付き合ってくれる死神のビジュアルはとっても印象的です。
丘の上を騎士を先頭に手を繋ぎながら踊り歩かされる登場人物。非常に滑稽ではありますが、死に囚われもがき続ける愚かさのようなものを感じるシーンです。
s_p_n_minacoの感想・評価
ペストが蔓延する終末に、死神が来たりてチェスを指す。黙示禄をモチーフに、騎士、旅芸人、鍛冶職人、愛する妻と子供ら人間たちの可笑しくも恐ろしい道行き。気付けばそこに居る死神の見せ方とか非常にスタイリッシュなんだけど、同時にコントみたいで笑ってしまう。狂言回し的なマックス・フォン=シドーと死神の対話にユーモアがあるし、達観したニヒリストの従者も巧いツッコミ役。大真面目に死と向き合いながら滑稽な人間味が漏れてくる。のんびりまどろむピクニックの幸福感あれば、魔女の火あぶりや信徒の合唱と行進の殺伐した絶望。神が不在なら悪魔も存在せず、悲劇がなければ喜劇もなく、死がなければ生もない、って感じでこれウディ・アレンがリスペクトするのも納得だ。
Yuzukappaの感想・評価
テーマがすげえな、、
終末は神によりすがっても、自分を信じても来る人には必ずおとすれる。
、、騎士の悩みは大学生の自分そのものでいろいろ思い出した。目に見える救いがほしいと。
あの家族は生の象徴だろうか、愛、
光の使い方と、顔のズームが美しかった。
少し、説教じみていて好みではないが、
なんというダイナミックな映画なんだと思った。
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