アンソニーのハッピー・モーテル

アンソニーのハッピー・モーテル

作品情報

原題 Bottle Rocket
製作年 1996年
製作国 アメリカ合衆国
上映時間 91分
ジャンル コメディ

あらすじ

アンソニーは、変わり者の相棒ディグナンが考えた強盗計画を手伝うことに。 ディグナンは大泥棒ヘンリーの助けを借りてその道のプロを集め、ターゲットの場所へ首尾よく乗り込むのだが、そこで思わぬ展開に…。

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
ウェス・アンダーソン長編処女作。『天才マックスの世界』でも似たようなコメントをしましたが、後に『グランド・ブタペスト・ホテル』で
完成するウェス・アンダーソンの完璧過ぎる世界観は最初から備わっていたものではなかったのです。本作も奥行きや空白を感じさせる画面構成ではありますが、ウェス・アンダーソンっぽいかと言われればそうではない。観ているだけでハッピーになっちゃうような独特の色彩もありません。
しかしその片鱗を感じさせるのがストーリー。泥棒に憧れる腐れ縁の二人とその仲間たちのグダグダな泥棒計画は独特です。つい画面にばかり目を取られれ気づきませんが、ウェス・アンダーソンのストーリーの持ち味として「シュールなボケをみんなでスルーする」というのがあります。今のボケ?みたいなのを必死で観客に考えさせているうちに物語がさっさと進む。本作ラストの大泥棒ではそんなのの連続で疲れちゃう。けど、面白い。なんで冷凍室の中でおじいちゃんがブルブル震えてるんじゃ…。
オーウェン・ウィルソンは当然わかったのですが、アンソニー役が実の兄であるルーク・ウィルソンだとは知らなかった!兄弟なのに腐れ縁の友達役ってのがいいですね。
mopicoの感想・評価
mazda620の感想・評価
ウェスアンダーソンの長編デビュー作。
私の好みの問題だけどウェス作品ではずれに出逢ったことが今までないから期待してみてしまったのもあってちょっと残念。
友達と泥棒計画をたててみたけど繊細気にしーなアホばっかがあつまってるので最後はグダグダな泥棒ごっこになってしまったって話。
人物描写が弱くて感情的に入り込めないのとシーン構成がごちゃごちゃしていて、タイトルになってるわりにモーテルでのパラグアイ女子との恋愛シーンなんてあってもなくてもどっちでも良かった感じです。
まだ自分の色を確立できてなくてヴィジュアルへのこだわりはほとんど感じられなかったけどところどころ小笑がはさまっていてその脚本はやっぱり彼っぽい。
これがデビュー作だと思うと、ここからスタートして数々のウェスの名作が生まれたのが納得できる。
一度制作順に追ってみたいなと思う。
常に成長し続ける監督さんだと思うから制作すればするほど濃厚になっている気がする。
題材や要素はいいからたぶん今もう一度この作品を制作すればもっと面白くできるはず。
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