スミス都へ行く

スミス都へ行く

作品情報

原題 Mr. Smith Goes to Washington
日本劇場公開日 1941年10月9日
製作国 アメリカ

新着感想・ネタバレ

HMworldtravellerの感想・評価
利権と金と腐敗にまみれた政治世界に田舎育ちの青年が正義と理想に燃えて真正面から立ち向かう話。大好きな『素晴らしき哉、人生』の監督フランク・キャプラの映画です。ほんとに心が洗われ、初心を忘れてはいけないという気持ちになった。

誰もが確かに昔は子供だったし、どんな世界でも、初心者の頃は皆理想や熱意を持っているはず。それがいろんな現実や困難の前に、所詮自分の力ではどうにもならないんだとあきらめていわゆる''大人の処世術” を身に付けて世渡り上手になっていく。

社会や組織のPower Stractureを知って戦略的に動くだけならいいけれど、処世術を身に付ける過程で理想を曲げ、善悪の軸までがぶれてしまっていることはないだろうか?自ら進んで汚いことに手を染めなくとも、見て見ないふりをしてはいないだろうか?そんなことを考えた。

主人公スミスを青臭いと感じる人もいるかもしれない。でも、ここまで愚直に立ち向かう姿は私の目にはとても清々しくて、大人になるにつれて忘れがちなことを思い出させてくれるものだった。スミス以外には、冷静にしてどこか擁護するような眼差しで、多数派に流されず中立の立場を守る議長の存在にも救われる思いがした。

フランク・キャプラとジェームズ・スチュワートとくれば、思い浮かぶのはアメリカの良心・良識という言葉。この映画もそれにたがわず、人の根底にある良心を感じるエンディング。キャプラという人はきっと性善説の人で、人そのものとアメリカという国が好きだったんだろうな。この監督の作品をもっと観たい。
Saint_Andreの感想・評価
クラシック映画はどこか古臭そうでなかなか実際に見るまでエネルギーがいるけど、見始めたらこの時点でこれだけのレベルにあるものがなんで今こうなってしまっているのだろうと思うほど面白くて、素晴らしい。
サンダースの愛は最高だった。本当に美しい映画でした。
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