千面女郎

千面女郎

作品情報

原題 千面女郎
日本劇場公開日 1958年11月30日
製作国 香港

監督・スタッフ・キャスト

新着感想・ネタバレ

changpianの感想・評価
1959、香港・桃源。ネット上の動画で鑑賞。1960年前後の十年間を中心に活躍した香港のディーヴァ・葛蘭グレース・チャン主演の映画。彼女の主演映画はキャセイ(國際電影懋業)のもののほとんどがDVD化され、駆出し時代の新華のものも最近DVD化されたが、それ以外の会社のものは見ることができなかっただけに貴重だ。これは彼女がキャセイ以外の会社に出演した最後の映画となる。いちばん脂が乗っていた時期だ。非キャセイとはいえ、張揚、高宝樹などのキャスト、作曲の姚敏など、キャセイおなじみの顔ぶれなのだが、でぶっちょ役は劉恩甲ではなく尤光照。
 これは楽しい映画だ。一年後には『野玫瑰之恋』で恋人を演じる張揚と葛蘭が、ここでは父娘役。そして歐陽莎菲が張揚の母親役だ。実際には1933年生まれの(今年80歳で、香港でパーティも開かれた)葛蘭に対し、張揚は1930年生まれ、歐陽莎菲は1924年生まれ、とあまり年齢は違わないのだが。それにしても『千面女郎』というこの題名、本当は歐陽莎菲に捧げたいぐらいだ。上海時代から『天字第一号』などのスパイ映画に出演し、そのせいか変装の名手として若い時から老け役を演じた彼女。ずっと後に至るまで、香港映画界に老女役として君臨した。『野玫瑰之恋』でも張揚の母親役を演じている。
 だがこの映画の主役は葛蘭。彼女の老け役も見ることもできる(現在のふっくらとした80歳の姿とはだいぶ異なるが…)し、ミュージカルパートで...
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