扉をたたく人

扉をたたく人

作品情報

新着感想・ネタバレ

s_p_n_minacoの感想・評価
やもめの大学教授が打楽器ジャンベに魅了される様は、まるで恋。そのリズムに一目惚れして、シリア人ジャンベ奏者タレルに誘われ公園でのセッションへ出掛けるときのウキウキしながら恥じらう姿ときたら、完全に初デート。リチャード・ジェンキンスが一気に少年の面持ちとなる。だがタレルが不法移民として収監され、無情にも引き裂かれてしまう。教授とタレル、その母と教授、母とタレルの彼女、お互いがお互いを招き入れる寛容さが静かに慎ましく心温める反面、9.11以後変容した社会の不寛容さが際立ち、誠実であろうとする人の限界もまた正直に見せている。教授は移民視点でNYを体験してみるが、所詮安全地帯からの目線という隔たりは消えない。
ストレートに問題提起する映画だけど、ジェンキンスのリアクション演技がとても瑞々しく、パンツ一丁でジャンベを叩く姿はユーモラス。ベテランなのに初主演のフレッシュ感が新しい扉を開いた初々しさと重なって、キャスティングの勝利だなあ。1人1人血が通った人物像の共鳴するセッションが素直に響いてくる。
gonbe73の感想・評価
2016/04/04
翻訳者 太田直子
ウォルターが最初にジャンベ触るシーン好き。恐る恐る触ってたら帰ってきちゃってなんもしてないよみたいになるところとか。そしてやっぱり音楽って世界の共通言語なんだなーと。セッションで仲良くなっていくのとかいいよな。
ただこんな悲しいものだとは思ってなかったから辛い…。9.11以前と以後でなにか変わってしまったんだろうな。それっていろんな映画とかアニメでもそうなきがする。
Satoko_Suzukiの感想・評価
ずっと前、劇場で観て、期待していなかったのが結構当たったなー、これ、アレ?題名なんだっけ??「ジャンベを叩く人」?アレ?、、、ってわからなくなって、この前やっと思い出しました。

そう、民族楽器のジャンベをたたく移民の青年と、ガッチガチの大学教授とが出会って、、、、っていう話です。
奥さんをなくして心を閉ざした教授の、心の扉を叩くんですよ、青年が!
なかなかニヤッとするイイ話なんですが、だんだん険しい話に変わっていくのです、、。
もうちょっと、魔法があっても良かった気がします。
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