グレート・ビューティー 追憶のローマ

グレート・ビューティー 追憶のローマ

作品情報

原題 La grande bellezza
製作年 2013年
日本劇場公開日 2014年8月23日
製作国 イタリア・フランス
上映時間 142分
ジャンル ドラマ・恋愛

あらすじ

ローマ — 歴史的な建造物や美術品、最先端のファッションや現代アートが混在する永遠の都。ジャーナリストのジェップは俳優、アーティスト、実業家、貴族、モデルなどが集うローマの華やかなセレブコミュニティの中でも、ちょっとした有名人だ。彼は初老に差し掛かった今でも、毎夜、華やかなレセプションやパーティーを渡り歩く日々を過ごしていたが、内心では仲間たちの空虚な乱痴気騒ぎに飽き飽きしているのだった。そんなある日、彼の元に忘れられない初恋の女性の訃報が届き、これをきっかけに長い間中断していた作家活動を再開しようと決意する。 すべてを得ながらも、埋められない孤独と虚しさを抱えた美の探究者が、 人生の旅の黄昏に追い求め、悟った境地とは…?

新着感想・ネタバレ

EllyMimyの感想・評価
初恋の女性の訃報を聞き
人生を振り返り、彼女の面影を追い求める作家のお話。
若干難解で、もう少し知識を入れてから観れば良かったと
後悔…
けれど作品全体の雰囲気などには浸ることができました。
s_p_n_minacoの感想・評価
ナポリじゃなくてローマを見て死ね、とばかりに主役はグランデなローマの都。聖と俗併せ持つ主人公ジェップはその象徴と見た。大理石の重厚さを讃えた美術品の如きローマは死せる都でもある。ダンスミュージックと聖歌、喪失と死、刹那と永遠が何度も繰り返されて、暗転で始まり暗転で終わるのも無限を思わせる。伊達男トニ・セルヴィッロの佇まいは独特な味わいだし、ちょっとしたユーモアもある。でも今ひとつグッとこなかったのは、このグランデすぎるルックに途中で慣れてしまったせいか。誕生パーティのダンスとジェップの決めシーンはすごい好きだけど!それにファニー・アルダン!モチーフは意識してるのかもしれないが、フェリーニとは比べられない。
tophelosの感想・評価
2014/08/23 シネマート心斎橋
人間歳を経って来ると何もかもが逆算になる。「生きている間にあと何回これを出来るだろう?」と残り時間が切実になってくる。ここ数年思い出したように積極的に映画を観始めたのも、この考えによるところが大きい。この映画の主人公も老境にさしかかり、若い頃に別れた女性の死の知らせをきっかけに、その生き方、考え方に変化が訪れる。ローマと言う美しい都市を舞台に、どこを切り取っても見事な映像によって紡がれる物語は、まるで作品自体がひとつの巨大な美術館のような趣きさえある。エンドクレジットのラストショットまで計算され尽くした映像美はとにかく素晴らしい。本作の紹介でよく引き合いに出されているフェリーニの「甘い生活」も観なくては。
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