変態男

変態男

作品情報

原題 Ordinary Man
日本劇場公開日 2004年11月30日
製作国 ベルギー・フランス

新着感想・ネタバレ

yamaneko1125の感想・評価
邦題こそ変態だが、主役はどこにでもいる普通の人間。
ジャンルを問われたら答え難いが、それは中途半端という意味ではなく、深すぎて答えようがないといった感覚。
一般的に「変態」とされる事柄は、その本人からすれば「普通」のことであり、本能的に、当然に自然に求めるものなのだろう。
自分の「普通」を保ち続けるために、どれだけのことができるか…。
すごく難しいが、観て良かったと思える作品。
southpumpkinの感想・評価
車で運転中のカップルと口論になり男を殺したおっさんは女をトランクの中で監禁することになります。
変態シリーズというマイナーなフランス周辺による映画群に「変態~」という似たような邦題を付けたシリーズがあるのですが、個人的にはその中で突出した良作だと思います。間違いなく掘り出し物なのでぜひciatrの方にも観て頂きたいです。
フランス映画らしいゆったりとした絵で展開にこそ機敏さはないのですが、変態ではないどこにでもいそうなおっさんが女性をトランクで飼うという変態的行為に身を置かざるを得ず、そのまま自身も徐々に狂い始めていきます。監禁される女性も女性でちょっとずつおかしくなっているのでしょうか、二人は衝撃的なラストへともつれ込みます。
フランス映画初見だと映像のつまらなさに飽きてしまうかと思うのですが、少し目の肥えた方なら十分見るに堪える、それどころか観ておくべき良作なのではないでしょうか。タイトルは手に取りづらいですが、変態シリーズでは「変態村」と並ぶ見応えのある作品でした。
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