ラブストーリーズ エリナーの愛情

ラブストーリーズ エリナーの愛情

作品情報

原題 The Disappearance of Eleanor Rigby: Her
日本劇場公開日 2015年2月14日
製作国 アメリカ

新着感想・ネタバレ

s_p_n_minacoの感想・評価
続けて妻エリナーの視点で観ると、夫コナー側の知らない部分がわかり、同じ場面でも微妙に違ってる。エリナーはずっと黒い服装で喪が明けてないことを示してるが、2人とも幸せだった頃の記憶とそれぞれの形で向き合ってるのだった(でもまあコナーに比べるとエリナーは周囲に恵まれてると思う)。追う者と逃げる者が同じ所をぐるぐると回り続ける。やがてコナーは前へ進み、エリナーが後を追う。コナー編は寒色、エリナー編は暖色のトーン。なのでエリナー編には温かい余韻が。
そんな風に時間をじっくり丁寧に描いた映画で、対になる演出や家族関係、NYの風景など贅沢なほど気が配られている。ただ、いささか冗長な陶酔感も感じたのは、自分がベルイマン好きだから…
Doraの感想・評価
コナーの涙を劇場で観て以来なので一年かけてこちらの鑑賞に至ったことになる。コナーのほうとお互いの映画で伏線貼ってお互いの映画で回収する感じかと思ったら両者とも一本の映画として完成しているということに驚き。お互い知らないところでそれぞれドラマ、苦悩があってそこで何か得ている。それを知る由はないんだ。想いのスレ違いもドラマの始まりも重要点も男女で違って、その違いを男女特有の視点でそれぞれ描いてる。言葉の裏の出来事が多いため難解、恋愛映画はほんとに難しいと思わせるけどコナーを観てからだったからか幾分楽しかった様に思う。エリナーは本当に彼を愛していて、それを一時も忘れず重く抱え込んでしまったんだ。だからコナーに会いに行く時も唐突だったけど何の違和感も感じなかった。彼女の想いの線上の一点でしかなかったんだ。
gonbe73の感想・評価
2016/02/25
翻訳者 佐藤栄奈
これは希望と受け取っていいのかな?コナー→エリナーの順で鑑賞。コナーは変化する事を望んでいたけどエリナーはどちらかというと時間を巻き戻すことで元に戻ろうとしていたような気がする。どちらも歩み寄ろうとしてるのにやり方が違うせいで誤解を生んでしまう。悲しいけど人と人の間とか男と女の間にはどうしたって違いがあるよなぁ。
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