ムーンライティング

ムーンライティング

作品情報

原題 MOONLIGHTING
日本劇場公開日 2014年8月16日
製作国 イギリス

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
2015/04/18 新文芸坐「イエジー・スコリモフスキ オールナイト」にて
『ザ・シャウト/さまよえる幻響 』の直後に撮られた映画とは思えないほどに品のある作品でした。不法就労の4人組が祖国を離れて家のリフォームに従事する、という話。何じゃその話、という設定ですが、これが素晴らしくまとまっていて脚本のすばらしさを感じます。4人組のうち一人しか英語が喋れず、その結果リーダーとなるのですが、納期に急かされ過酷な労働を強いる。更にはつまらない万引きを繰り返してしまう始末。人間を形成しているのは環境であることを痛感させられます。
whentheycryの感想・評価
ポーランド人の金持ちがイギリスに買う家をリフォームするのに、安く済ませようと男四人を不法就労させる。そんなポーランド人四人の男の話し。

英語ができるからという理由だけでリーダーを任されたノヴァクは工事が失敗し遅れをとりお金も予算内に収まらなくなりやがて作業者の睡眠時間を削らせ休みもとらせず、やがて故郷でクーデターが起こるのだがそれを知られることを恐れたノヴァクは情報規制行い始める。
そんなノヴァクはまさにナチスドイツにおけるヒトラーのようなのだけれど映画はモノローグと、ともにノヴァクの視点で語られるのでノヴァクの苦悩、苦しみも伝わってくる。1人の力のない人間が少し変わった環境に置かれただけで独裁者、犯罪者となっていく姿が描かれていてそんな彼を完全には否定できなかった。
tmmyonの感想・評価
イエジー・スコリモフスキの1982年の映画。
イギリスに1ヶ月不法滞在している4人の若者労働者を描いた話。「社長」と言われる人に言われるがままに仕事に来た4人だけど、1人しか英語が話せない…。その人はリーダー的存在なので食料や作業に必要な材料を集める。しかし、そんな中母国でクーデターが起こったと知る。だけど、作業が遅れることを恐れたリーダーは仲間にそれを打ち明けられず…。
面白いと言ったら不謹慎かもしれないけど(内容は重いので)、私的にはテーマも雰囲気も最高にツボでした。スコリモフスキは最近知ったのだけど、絶対それ他の人だったらわざわざ撮らないし、内容と関係ないってことをぶち込んでくるところが最高です。
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