オペラ・ハット

オペラ・ハット

作品情報

原題 Mr. Deeds Goes to Town
製作年 1936年
製作国 アメリカ
上映時間 115分
ジャンル ドラマ・恋愛>恋愛

新着感想・ネタバレ

mazda620の感想・評価
アメリカの田舎の青年が遺産相続のためにNYへいくのだが、一瞬にして大富豪となった彼の周りはハゲタカのようなハイエナのような、目をギラギラさせたやらしい人間ばかり。そんな中でもぶれずに、見失いがちな人間の本質が芯にぶっささったまっすぐな青年を描いた映画。

いつの時代もどこにいっても嫌な人間というのはつきまとうようにいる。例えばキラキラした夢をもって上京したり、向上心の高いきもちで就職したりしても、その行った先でもまれて数年後には熱意もなくなっていたりする人は世界中にいるだろう。その環境にいれば知らないうちにその色に染まっていたりするし、こんな人にはなりたくないとあの頃思っていたような人間に数年後なっていたりする。みんな最初からいじわるだったわけじゃない。どこかのタイミングで逆流して変わってしまったのかもしれない。
自分のことを馬鹿にする人や、見下す人、たくさんの敵のなかで、それでも自分の信念を貫くことって人の強さだなって思う。自分は流されてるつもりはなくても、本音を言うことをあきらめていたり、目の前の問題を変えることを諦めたりするのはすでに流されてるからかもしれないし、向かってくるものに立ち向かうことを諦めるのは自分の信念を押しつぶしてることといえるかもしれない。時に諦めることも我慢も必要ではあるけど、そういう瞬間がきっかけで、人は忘れてはいけないことを忘れてしまうのかもしれない...
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