ラブ&マーシー 終わらないメロディー

ラブ&マーシー 終わらないメロディー

作品情報

原題 Love & Mercy
製作年 2014年
日本劇場公開日 2015年8月1日
製作国 アメリカ
上映時間 122分

あらすじ

スタジオで曲作りに悩む、ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソン(ポール・ダノ)。1962年のデビュー当時は、迷いなんてなかった。湧き出るように生まれた歌はすべて大ヒット、メンバーの弟のデニス(ケニー・ウォーマルド)とカール(ブレット・ダバーン)、従兄弟のマイク・ラブ(ジェイク・アベル)、そして同級生のアル・ジャーディン(グラハム・ロジャース)と共に、気が付けばスターダムの頂点に立っていた。 ハードなツアーが心身への負担となり、フライト中にパニックの発作に襲われたブライアンは、スタジオでの音楽作りに専念したいと弟たちに主張する。ビートルズの新作「ラバー・ソウル」の斬新さに刺激されたブライアンは、彼らを超える「ビックリするような曲を作ってみせる」と約束するのだった。 人気絶頂から20余年後、ブライアン(ジョン・キューザック)は、ふと立ち寄った車の販売店で、セールス担当のメリンダ・レッドベター(エリザベス・バンクス)と出会う。長らく表舞台から消えていたため、メリンダは彼が誰だか気付かない。彼女の優しい笑顔に惹かれ、弟デニスの死からいまだ立ち直れないことを唐突に打ち明けるブライアン。そこへ精神科医のユージン・ランディ (ポール・ジアマッティ)が現れ、有無を言わさずブライアンを連れ去って行く。あとには“寂しい 怖い 脅えてる”と書かれたメモが残されていた。 出会いから数日後、ブライアンからデートに誘われるメリンダ。二人はコンサートに出掛けるが、助手たちを引き連れて当然のように同伴するユージンに、会話の内容まですべてチェックされる。メリンダは困惑する一方で、包み隠さずすべてをさらけ出すブライアンの正直さに心を打たれるのだった。

新着感想・ネタバレ

Haruna_Watanabeの感想・評価
無償の愛。
EllyMimyの感想・評価
元ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの伝記映画。
耳にしたことのある名曲が彩りを添えています。
苦悩した時期を描いている部分は胸が苦しく、それを乗り越え救われていく姿を見てほっとしました。
タイトルになっている曲に、制作陣がこの映画に込めたかった想いが詰まっているような気がしました。
HMworldtravellerの感想・評価
音楽に取り憑かれた人の映画。天才を取り上げた映画。どちらも山ほどあるのは、それほどに音楽の憑依力が強く、天才の辿る人生は波乱万丈だということなんだろう。

ザ・ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの栄光と苦悩を描いた本作。ザ・ビーチボーイズをよく知らなくてもその音楽は誰もが耳にしたことがあるはず。序盤に次々と流れるノリのいい楽曲!聴いただけで夏の海の風景がフラッシュバックするようでテンションが上がった。

60年代 絶頂期の音楽製作過程はテンポも良く見ていて楽しい。特に「ペット・サウンズ」のレコーディング過程がおもしろい‼︎ ビーチボーイズのボーカルによるハーモニーに、オルガン、フルート、ティンパニやベル、犬の鳴き声などの異質の音がシンクロして独創的で惹きつけられるサウンドになっていく。

「クリエイティブな天才になりたければ正気を失え!」という言葉がある。優れたクリエイティビティを持つ天才は一般人に比べて精神的問題(躁鬱病、自殺願望、統合失調症など)を抱える率がはるかに高いという。ブライアンも例外ではなく、新しいものを生み出すプレッシャーに苦しむようになる。映画の大半は60年代と80年代を同時進行で見せながら、人間関係を通したブライアンの心理状態にフィーチャーしている。その音楽のイメージとは裏腹の切迫感や苦悩で息苦しくなったけれど、ラストの締め方は良かった。

「博士と彼女のセオリー...
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