氷川丸ものがたり

氷川丸ものがたり
-
0
0

作品情報

製作年 2015年
日本劇場公開日 2015年8月22日
製作国 日本
上映時間 90分

あらすじ

1930年5月、貨客船「氷川丸」が横浜港からアメリカ・シアトルに向け、処女航海に出港した。 岸壁には、じっと熱い目で見つめる13歳の平山次郎がいた。 次郎は、母を関東大震災で亡くし、南京そばの屋台をひく父の源三を手伝いながら、二人で暮らしている。 ある晩、屋台で手を動かしながら、氷川丸に乗ってみたいと熱く語る次郎を、微笑んで見つめる二人の紳士風の客がいた。 彼らは、氷川丸の秋永船長と松田事務長だった。 次郎は航海への夢を断ちがたく、父の源三に船に乗りたいと言うと、驚いた源三は持病の心臓の発作を起こし、緊急入院する。 医師は源三に、しばらく仕事をしないようにと安静を命じる。 そんな中、秋永船長と松田が見舞いに訪れた。 すると源三は、次郎を氷川丸で使ってもらうよう秋永に頼み込み、次郎は父の思いがけない言葉に驚く。 秋永らも、源三の意をくみ、次郎を見習い調理員として雇う手配をすると約束した。 かくして、次郎の氷川丸での日々が始まった。 船での仕事は、想像以上に過酷だった。「軍艦氷川」と呼ばれるだけに先輩たちは厳しかったが、秋永船長をはじめ 船の仲間は、次郎を親身になって見守ってくれた。 ある日、包丁で指を切った次郎は、治療してもらった診察室でスチュワーデスの菅田キヨ子と出会う。 看護婦の勉強中だという美しいキヨ子に、次郎は淡い恋心を抱く。 1941年、氷川丸は政府の徴用船となり、その後、海軍特設病院船となった。 次郎ら乗船命令を受けた船員たちは、南方の島々で負傷兵を収容する仕事に携わる。 そして、ついに次郎にも赤紙が。 輸送中に敵襲に遭い、次郎は島の野戦病院で思いがけずキヨ子と再会する。 彼女は氷川丸を降りた後、日本赤十字社の看護婦となり戦地に派遣されていた。 次郎たち負傷兵は、沖に停泊していた病院船へと移されることに。 待っていたのは氷川丸だった。 そこには、懐かしい船員たちの顔が。 次郎は、氷川丸の煙突に「帰ってきたよ・・・」と語りかけた。 やがて終戦。 氷川丸は病院船の徴用を解かれないまま、復員兵や残留日本人の引揚船となる。 その後ようやく、晴れて商船に戻り、貨客船として念願の北米航路に復帰を果たす。 青い海、心地よい風、人びとの笑顔。 次郎ら船員たちはふたたび船客を乗せて、美しい海をわたる幸せをかみしめるのだった。

監督・スタッフ・キャスト

新着感想・ネタバレ

ciatrをフォロー: