サヨナラの代わりに

サヨナラの代わりに

作品情報

原題 You're Not You
製作年 2014年
日本劇場公開日 2015年11月7日
製作国 アメリカ
上映時間 102分

あらすじ

ケイト(ヒラリー・スワンク)が初めて身体に異変を感じたのは、誕生日パーティでピアノを弾いた時だった。やがて難病ALSと診断され、一年半後には歩行器と車椅子に頼り、一人では着替えることすらできなくなってしまう。毎朝メイクをしてくれるエヴァンが出勤した後は、介助人が通って来る日々。ある時、ケイトはエヴァンに無断で介助人をクビにし、大学生のベック(エミー・ロッサム)を面接する。介助の素人どころか普通の家事さえもできないベックをエヴァンはその場で断ろうとするが、ケイトは患者ではなく友人として話を聞いてほしいとベックを採用する。 だが、ベックの働きぶりは予想より遥かにひどかった。ジュース用の野菜すら満足に刻めない上に、「ALS発症後の寿命は?」と無神経な質問をし、言葉遣いも下品で、スラングを連発する。「おばあちゃんが入っていた介護施設でのボランティア」が唯一の経験だという彼女は、ケイトのトイレの介助に大失敗してしまう。 何をやってもうまくいかないベック。本当はミュージシャンを目指しているのだが、極度の緊張症で、人前で歌うことができない。ヤケになって酒をあおっては、バーに居合わせた男性と一晩だけの関係を繰り返すという、奔放な生活を送っていた。 てっきり1日でクビになったと思っていたベックに、ケイトに頼まれたエヴァンから「君を雇いたい」と電話が入る。毎日遅刻を繰り返しながらも、何とか通い続けるベック。 ある夜、ケイトはエヴァンに勧められて久しぶりに女友だちを招くが、無理に明るくすることに疲れてしまう。深夜になっても帰らないエヴァンのメールをベックに頼んで盗み見たケイトは、彼の浮気を見つけ、ベックに「ここにいたくないわ。彼が帰る前に連れ出して」と頼むのだった。 やがてベックが住み込みで介助するようになり、彼女の自由な言動がケイトの心を解放していく。積極的に外に出掛け、新しく刺激的な日々の中で絆を深めていく二人。残された時間の中で、彼女たちが見つけた、生きる上で本当に大切なこととは―。  

新着感想・ネタバレ

Shinya_Agoの感想・評価
最強のふたりのガールズver.って感じ。個人的には最強〜よりも好き。
ジョシュデュアメルが意外といい!

ロレッタデヴァイン? 初めて名前を認識したけど、グレイズアナトミーにも出て、すごくいい演技されてて好きになった女優さん。

感動ポルノって言葉をよく聞くようになった。映画やドラマ等、またALSに関して言えばアイスバケットチャレンジとか。そういう健常者側からのムーブメントで研究が進んだり人々の理解が深まったりすることは悪いことでは無い。そう思うことすら健常者側のエゴなの? そこまで言われちゃ立つ瀬ないよな。。。

障がい者も健常者も1人じゃ生きていけないんだ。そこだけは平等でしょ 少なくとも。だったら1人でも多くの人と手を取り合って助け合いしようと動くことは純度100%の思いやりなんじゃないかな。それをポルノって言われちゃうとな、、電車で 席譲ったのに 老人扱いするなって噛み付いてくるジジババと同じくらい 見放したくなる。
Miwa_Uchidaの感想・評価
ベックのメイクや服装がみるみる変わっていくのは、人生の良き先輩に出会えたということの現れで見ていて心地良い。良き友人という点では、最後の約束のシーンから後はもう壮絶で、ボロボロ泣いてしまった。尊厳とはこういうことだというのを見せつけられる思い。女性は自分を見てくれない人に惹かれがちだけど、見てくれる人を愛することができれば、それが幸せなのだというのは真理だと思った。浮気発覚後のエヴァンも誠実で良かった。
EllyMimyの感想・評価
久しぶりに胸にドンと来る映画に出会いました。
幸せな結婚生活を送っていた主人公がある日突然、難病のALS(古くはルー・ゲーリッグ、最近だと映画化されたホーキング博士などが罹った病)に冒され、あるヘルパーとの出会いを通して最期のときを描いたお話です。

どんどん病気により、色々な事が出来なくなっていくのが切なく、でも彼女を病人扱いせず明るく元気に支える大学生ヘルパーがチャーミングで。
私も病気で出来なくなってしまった事があり、それがひとつ主人公と共通していて、私が普段辛い思いをするシチュエーションが映画の中でも描かれていて、主人公が泣きながら、私も〜したかった、って声を絞り出した時、私もだよ、とつい涙を流しながら声が出てしまいました。

ホントに切ない映画ですが、おすすめの一作です。
ヒラリー・スワンクは流石に上手く、リアルで、エミー・ロッサムはチャーミングでこの役にぴったり。2人の競演を堪能しました。
ciatrをフォロー: