風が吹くとき

風が吹くとき

作品情報

新着感想・ネタバレ

igagurichanの感想・評価
今まで観た映画の中で、一番気持ちが重くなった映画です。いまだに思い出しただけで憂鬱になります。絵本の方も読みましたが、映像になり声が入ったことで辛さが増しました。愛し合っている老夫婦の日常。森繁久彌さん加藤治子さんの吹き替えが耳に残ります。「明日になれば…」
レイモンド ブリッグズの絵のタッチが柔らかいだけに、恐ろしさがより伝わる。そうなってからは誰しもが逃げ場はない。残酷で息苦しい。静かに反核、反戦を訴えた映画。
Keimiyazatoの感想・評価
評価に困ります、核兵器の非人道さや原発事故の恐ろしさを訴えるにはこの位の残酷な描写もやむ無しだと思いますが アニメであっても直視出来ない程に悲惨です、生半可な気持ちで観るとやられてしまいます、ロジヤー ウォータース等が参加した楽曲は素晴らしいです。
Uhyo_Umyomyoの感想・評価
じいさんばあさんが最期までほのぼの能天気な言動を続けたのは、状況が認識出来ないほどバカだから、じゃなくて、お互いへの思いやりなんだと思う。
それまでと同じ穏やかな生活を続けることは、戦争や原子爆弾に対して彼らが出来る唯一の抵抗なんだったんだろう。
多分体に変調があった時点で、じいさんは爆弾との関係に気づいていたろうし、身体の変調を気のせい、すぐ良くなると言い続けたのは、ばあさんを元気づけるためだったのだろう。
ばあさんも終盤はすべて理解していて、だから最後に「もういいのよ」とじいさんに言う。
この作品で描かれているのは、降って湧いた理不尽に、無知で無力なじいさんばあさんが無残に殺される姿ではなく、どのような状況下でもお互いを気遣い、支え合った二人の絆の強さだと思う。

心身共に健康で悩みのない時以外観ない方がいい。具合悪くなる。
観なきゃよかった。
ciatrをフォロー: