ウィークエンド (1967)

ウィークエンド (1967)

作品情報

原題 Weekend
製作年 1967年
日本劇場公開日 1969年10月25日
製作国 フランス・イタリア

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
ゴダールのヌーベルバーグ期最後の作品。あらすじを書くのは野暮なので控えます。物語的なロジックに拘らないメタ構造と再構築の嵐、という感じでした。
映画内映画、という言葉はゴダールを語るときによく用いられますが、本作では映画内XのXに様々な事柄を取り入れています。それは文学であり、古典音楽であり、政治哲学であり、そしてもちろん映画です。作中の映画の中の登場人物がXについて批評します。X=政治哲学をやっている時の主人公二人のつまらなそうな顔たるや、まさかこの後ゴダールが商業映画を捨てていく未来は想像できません。Xはまさに文化そのものであり、映画というフィルタを通すことによって伝わる印象そのものを本作では描いています。しかしどうもラストのFLSOがXにおける何を示していたかが不明です。ディストピアな文明開化なのでしょうか。ラストの展開で完全に置いていかれました。
随分と適当なことを書きましたが、何の裏付けも予備知識もないレビューですのであしからず。
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