素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店

作品情報

原題 De Surprise
製作年 2015年
日本劇場公開日 2016年5月28日
製作国 オランダ
上映時間 105分
ジャンル コメディ

あらすじ

天涯孤独の身になったヤーコブ(イェルン・ファン・コーニンスブルッヘ)は、待望の自殺計画を開始! 巨額の資産は慈善団体へ寄付して、あとはさっさと死ぬだけだ。彼が幼い頃から家に仕える庭師のムラー(ヤン・デクレール)は普段と違う様子をいぶかしむが、ご主人様の密かな願いは見抜けなかった。 自殺にピッタリの断崖絶壁を訪れたヤーコブは、とんでもない光景を目撃する。霊柩車が現れ、運転手の男と車いすの老人が崖の向こうに行くのだが、数分後、崖から戻ってきた運転手の押す車いすは空だったのだ…。 現場に残されたマッチを手に、ヤーコブはブリュッセルにある謎の会社「エリュシオン」をアポなし訪問する。そこは、葬儀屋が裏稼業として営む《顧客のあの世への“旅立ち”を手助けする》代理店だった。社長のジョーンズ氏(ヘンリー・グッドマン) は彼の願望を察して、いつ、どのように“旅立つ”かはおまかせの〈サプライズ〉コースを提案。 ヤーコブはすぐに契約を交わすが、その直後に同じサプライズを待つアンネ(ジョルジナ・フェルバーン)と運命的に出会ってしまう。解約不可、成功率100%の〈サプライズ〉からふたりは逃げ切れる…!?

新着感想・ネタバレ

s_p_n_minacoの感想・評価
感情を失った貴族の男が死を運ぶ代理店と契約、次々とサプライズが。オランダ映画は風変わりなものが多い(?)し、これも設定は奇抜だけど、でも古典的で正統派とも言えるロマンティック・コメディ。死を望む主人公が同じ目的の女性と出会い、恋をして変化するというのはありがちな話だ。けど主演イェルン・ファン・コーニンスブルッヘの育ちが良い鷹揚な佇まいがチャーミングで、ヒロインのジョルジナ・フェルバーンはピリッとしてキュート、とっても微笑ましいカップル。脇役も1人1人伏線に絡んでて、後半はテンポ良くツイストしていく。
まあ、そんなに死にたい人ばかりなのか…ってビターな側面もありつつ、スポーツカーやダンスというアクティヴな演出とリッチなムードが楽しい。死を題材にしながら、隅々まで優しくフィール・グッドな心遣いが行き届いてるのが嬉しかった。ひょっとして監督はThe Smithsが好きなのかも?
mandarin100の感想・評価
2016.7.9
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