さざなみ

さざなみ

作品情報

原題 45 YEARS
製作年 2015年
日本劇場公開日 2016年4月9日
製作国 イギリス
上映時間 95分

あらすじ

土曜日に結婚45周年の記念パーティを控えるジェフとケイト。しかし月曜日にある手紙が届いたことで、彼らの土曜日までの6日間は45年の関係を大きく揺るがしていく。山岳事故で死んでしまったかつての夫の恋人のゆるぎない存在が、突如として夫婦の関係に入りこんできたとき、夫は過去の恋愛の記憶を日毎に蘇生させ、妻は存在しない女への嫉妬心を夜毎重ねていく。それはやがて夫へのぬぐいきれない不信感へと肥大していくのだった…

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
来週の土曜日で結婚45周年を迎えることになった円満な夫婦の元に一通の手紙が訪れ、それをきっかけに夫の閉ざしていた過去が引っ張り出されます。
若者が熟年離婚をすっきりと理解できるようになっている映画だと思います。年を取っても男は男、女は女なのです。確かに少し社会から離れた老夫婦には離婚するきっかけが少ないかもしれない。しかしそのきっかけさえあれば当然崩壊に向かうのです。妻の「この部屋には昔の女の匂いが充満している」というのは良いセリフです。昔付き合った人とは、確かに今付き合っている人とは切り離して考えられるべきですが、一時期の価値観を形成する大切な存在になっている。夫の言う「若い頃の選択が将来に大きな影響を及ぼす」は昔の女で培った自己の存在を否定していない。ラストの妻の表情は絶妙です。おそらく今後の人生は間違いなく安泰ですが、出来事以前の状態に戻すことは不可能でしょう。男と女って…。
そんな絶妙な妻の顔を見せたシャーロット・ランプリングはいい演技をしています。言ってみればこんな小品でアホみたいに賞とってるのも頷ける。
EllyMimyの感想・評価
結婚45年を迎えた夫婦に起こった出来事。
夫の昔の亡くなった恋人が遺体で見つかり、そこから起こる妻の葛藤がメインテーマになっています。
とにかくシャーロット・ランプリングが素晴らしい!オスカーノミネートも納得の存在感。
静かに、かつ心に出現した『さざなみ』を醸し出しています。
私には彼女の波が見えました。
地味なストーリーですが、心動かされる作品でした。
Ryosuke_Ohbaの感想・評価
一言で言うと、男は鈍感で無神経ですよ、って話だと思うんですけど、男が聡いと、そもそもカップリングが成立しませんよ、とは思います。

頭悪かったり、鈍かったり、隙があったり、男がそういう生き物だからカップリングが成立するんだし、だからみんな酒飲んでバカになって付き合うんだろと。

開き直りになってしまいますが、男はこういう生き物だと思って諦めるのがいいと個人的には思います。

あと、ごく稀に突然変異で私のことを理解してくれる王子様が現れることがありますが、あれは幻想です。あれは、なんで彼女が怒ってるのかよくわからないけど、謝っといた方がいい雰囲気だから謝ってるだけです。

男が完全に女を理解できる日は来ないし、逆もまたしかりだと思います。そういうもんだと諦めて、『ズートピア』でも観てればいいんです。
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