トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

作品情報

原題 TRUMBO
製作年 2015年
日本劇場公開日 2016年7月22日
製作国 アメリカ
上映時間 124分

あらすじ

第二次世界大戦後、赤狩りが猛威をふるうアメリカ。その理不尽な弾圧はハリウッドにもおよび、売れっ子脚本家トランボは議会での証言を拒んだという理由で投獄されてしまう。やがて出所し、最愛の家族のもとに戻るトランボだったが、すでにハリウッドでのキャリアを絶たれた彼には仕事がなかった。しかし友人にこっそり脚本を託した『ローマの休日』に続き、偽名で書いた別の作品でもアカデミー賞®に輝いたトランボは、再起への道を力強く歩み出すのだった……。

新着感想・ネタバレ

s_p_n_minacoの感想・評価
ハリウッド黒歴史を題材にしながら、なんてハートウォーミングな映画だろう。名脚本家の話だけに、この映画自体も脚本が命。サンドイッチの例え話からそのまま、分け合い助け合う連帯感と、その信念の勝利(もちろん実際の勝ち負けではない、『ロッキー』と同じようにファイティングポーズで立ち続けることが本質)を辛辣なユーモアと共に見せていく。立体的な人物造形、エピソードの取捨選択、粋な台詞、「もしトランボがこの映画の脚本を書いたら、ハッピーエンドをどう迎えるか」を念頭に作られてあるよう。そのため実際は笑い事でない暗黒面にも事実を越えたロマンティックなマジックが宿り、殆どニコニコ、クスクスと笑顔で観てた。
ブライアン・クランストンが最高に魅力的で、ダイアン・レインもジョン・グッドマンも役者はみんな素晴らしい。カーク・ダグラスがそれらしい決め顔を作ってて似てたなあ(角度によって微妙)。編集のリズムとセオドア・シャピロの音楽も良い。脚本好き&タイプライター好きにはたまらない映画だ。同じハリウッド10の話でも(登場人物被ってる)『ヘイル、シーザー!』とは大違い。
o325の感想・評価
ローマの休日など数々の名作を生み出した脚本家ダルトン・トランボ。
共産主義である彼は映画業界から締め出され、家族さえも失いかけた。ただ映画への熱い思い燃やし続けた。

今作は映画業界の裏の顔、冷戦時代の世界の流れ、家族愛など見所満載ですが何と言っても言葉の言い回しが最高にツボでした。
本物の脚本家がどうなのかはわかりませんが、脚本家同士の話何か見てて吹き出すシーンが随所に。館内にいたお客さんが多かったわけではなかったからか、笑いの溢れる映画館でした。こういう風に他人の笑い声を聞きながら映画を観れるのも映画館ならでは見方で良いなー
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