女相続人

女相続人

作品情報

原題 The Heiress
製作年 1949年
日本劇場公開日 1950年11月21日
製作国 アメリカ

新着感想・ネタバレ

s_p_n_minacoの感想・評価
わーん、これはつらい。亡き母と常に比較する冷淡な父親の下で育ったせいで、自信がなく引っ込み思案な令嬢キャサリン。ある日ステキな殿方が現れて、まさかの求婚を受け舞い上がるのだが……。ウィリアム・ワイラーお得意の階段の昇り降りやどしゃ降りの雨などが待ち受ける展開をわかりやすく暗示してて、そりゃそうよね、自己評価の低い女は悪い男や詐欺やカルトの勧誘に釣られやすいという典型よね…ああ残酷(泣)。初めての恋の歓喜、自尊心を踏みにじられたショック、妄執と狂気、絶望と憎しみ、一気に老婆のように変貌するオリヴィア・デ・ハヴィランドの表情や声色の劇的変化が物凄い!モンゴメリー・クリフトの卑しさだけでなく、理解者ヅラして無責任に煽る伯母さん(いるわこういう人)もタチが悪い。そして更に残酷な鬱エンディングに震える…一針一針縫い込められた怨念の刺繍!ああ極めつけの喪女映画。
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