王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間

王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間

作品情報

原題 사도 / THE THRONE
製作年 2015年
日本劇場公開日 2016年6月4日
製作国 韓国
上映時間 125分

新着感想・ネタバレ

Ryosuke_Ohbaの感想・評価
韓国では観客動員数600万人を超えるヒットを飛ばし、数々の賞を受賞した本作。

結論から言ってしまうと、残念ながら日本ではウケないんじゃないかなぁと思います。

韓国史上の名君と言われた英祖と息子の世子の確執から起こった「米びつ事件」を描いているのですが、まず日本人の多くは「米びつ事件」と言われてもピンと来ない人が多いでしょう。

ちなみに「米びつ事件」というのは、王様が王子を米びつの中に閉じこめて餓死させた事件なんですけど、知ってました?

割とわかりやすいんじゃないかなという例を挙げると、本能寺の変を描いた作品を韓国でやってもあんまピンと来ませんよね、という話です。

で、本作では、名君と言われている英祖も完璧な王ではなく、狂人と言われている世子もそんなに狂人じゃないですよという歴史的新解釈がなされているわけですが、それも日本人にはあんまりピンと来ないのではないかと。

これも言ってしまえば、本能寺の変で信長は死んでませんでした、みたいな話が韓国でウケるかと考えてみるとわかりやすいかもです。

しかも、本作は、某『信長協奏曲』とは違って、ポップさ皆無。ひたすら重苦しく不幸な史実が展開されていきます。

個人的にはイ・ビョンホン主演の『王になった男』の方が好みでした。

重厚な作品が好きな方、韓国の歴史に興味ある方は楽しめるかもしれませんが、韓国の映画やドラマを普段から観ていない人にはおすすめできない作品だと思いました。
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