葛城事件

葛城事件

作品情報

製作年 2016年
日本劇場公開日 2016年6月18日
製作国 日本
上映時間 120分

あらすじ

どこにでもありそうな郊外の住宅地。ボソボソと「バラが咲いた」を歌いながら、葛城清(三浦友和)は、古びた自宅の外壁に大量に落書きされた「人殺し」「死刑」などの誹謗中傷をペンキで消している。やがて庭へと移動し庭木にホースで水を撒きながら、ふと、この家を建てた時に植えた、みかんの木に生(な)る青い実に手を延ばす―――。 親が始めた金物屋を引き継いだ清は、美しい妻・伸子(南果歩)との間に2人の息子も生まれ、念願のマイホームを建てた。思い描いた理想の家庭を作れたはずだった。しかし、清の思いの強さは、気づかぬうちに家族を抑圧的に支配するようになる。 長男・保(新井浩文)は、子供のころから従順でよくできた子供だったが、対人関係に悩み、会社からのリストラを誰にも言い出せずにいた。堪え性がなく、アルバイトも長続きしない次男・稔(若葉竜也)は、ことあるごとに清にそれを責められ、理不尽な思いを募らせている。清に言動を抑圧され、思考停止のまま過ごしていた妻の伸子は、ある日、清への不満が爆発してしまい、稔を連れて家出する。そして、迎えた家族の修羅場…。葛城家は一気に崩壊へと向かっていく。

新着感想・ネタバレ

mazda620の感想・評価
精神病で気の狂った妻、リストラされて自殺した長男、無差別殺人で死刑判決を下された次男、そんな次男と獄中結婚を望む見知らぬ女、そしてこの家族の父。
映画の空気感に息が苦しくなる。シアター中を覆うどんよりした重苦しさ、生き地獄。まったく噛み合わない歯車。
普通の家族だったはずなのにな。こんな可愛い男の子が無差別殺人を起こすなんてこの頃誰が想像しただろう。こんなにしっかりした長男が誰にも本当のことを言えないまま自殺するなんて、誰が気づいていただろう。息子が死んでも罪を犯しても、まるで心を傷めていないみたいに笑ってられる頭のおかしい母親に一見みえる彼女が心に抱えたものに、誰も手を差し伸べれないのだから。
起きてしまった過ちをしかたのないこととは思いたくない。それでも起きたことには理由がある。殺す相手は理不尽なことに誰でもよかったただろうし、自殺したのもたぶん直感だし。それでもそこに至るまでの理由がある。生まれた時から殺人を犯す運命だったわけではない。どこかでそういう風にずれたタイミングがあったはず。
葛城家は互いに悪影響を与えていたと思う。誰か1人が100%の原因があったというわけじゃないし、この家族が幸せになる方法がきっとあったはず。噛み合わなかった、互いが互いに気づかなかった。
どんな理由があろうと、世の中は『殺人を犯した人間』『殺人犯の家族』としか見てくれない。原因を理解できても、罪と...
masha_yossy_44の感想・評価
犯罪者を肯定する様な作品で途中で出たくなったのは久しぶり。
2_tyomeの感想・評価
重過ぎた
けどそれは俳優陣がうますぎたから。
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