きっと全て大丈夫

きっと全て大丈夫

作品情報

原題 It's Such a Beautiful Day
製作年 2012年
日本劇場公開日 2016年5月21日
製作国 アメリカ
上映時間 62分

あらすじ

アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート、サンダンス映画祭短編部門グランプリほか世界中で受賞を続ける最新作『明日の世界』と、伝説の三部作『きっと全て大丈夫』待望のリバイバル上映(デジタルリマスター版!)のコラボレーション。 「明日の世界 ドン・ハーツフェルト作品集」は、5月21日より6月10日までシアター・イメージフォーラムにて3週間限定のレイトショー公開。連日21:15より。その後、全国順次上映予定。これがきっと、私たちの未来。

新着感想・ネタバレ

mazda620の感想・評価
久しぶりにレビューしにくい映画。ドンハーツフェルトの短編作品「きっと全て大丈夫」「あなたは私の誇り」「なんて素敵な日」をまとめた長編特別編。
1人の青年が病気で脳が壊れていくアニメ。誰でも書けるような棒線で描かれる絵に対して、つきつけるものがとてつもなく深くだだっ広く、永遠に掘り下げられそうで、こういうのを難解っていうと思った。作者がこのアニメを通して描きたかったものを私は100%で全てキャッチできないなっていうくらい要素が多い。

62分がすごく長く思えた。良かったけど見終えた時の疲労感。誰かの記憶をずっと見せられてるみたい。それも酷な話だけど脳が崩壊していく人の頭の中だから、夢と現実が混ざり合ってる感じにすごく酔った。
断片的に覚えてる些細な記憶、夢の話、他人にはわからないようなこだわり、周りの人間に感じるきもち これら全てを、まるで無感情みたいに刻んで混ぜこぜにして流してる。この記憶の映像だけで虚無感でいっぱいになる。
毎日同じように繰り返す日々を重ねて記憶が生まれている。記憶が壊れていくのは日常が壊れていくことと同じだと思った。複雑なきもちになる、切ないとか悲しいとか容易く言いたくないなあって思ったんだけどそれらに近い。当てはまる言葉が見つからない。
同じ行動を繰り返す青年と青年の母が手紙を書く練習をするシーンが焼付くように印象に残ってる。
何が大丈夫でこんなタイトルなんだろう...
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