濡れた荒野を走れ

濡れた荒野を走れ

作品情報

製作年 1973年
日本劇場公開日 1973年6月23日
製作国 日本
上映時間 73分
ジャンル ドラマ・恋愛>恋愛>官能映画

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
主演地井武男、ヒロインに山科ゆりときて脚本にはなんと伝説の映画監督長谷川和彦ときた特異なロマンポルノ。組織、社会に対する反骨精神などは長谷川和彦監督作品に通づるものがあります。基本的にハードボイルドアクションの様相を呈し、厳しい地井武男がむっつりとしている映画ですが、ビジュアルのインパクトが先行し、主人公の内面まで踏み込むことができていないように感じました。クリント・イーストウッド『パーフェクト・ワールド』に似ているように感じましたが本作の方が20年も前の作品です。もしかして影響を与えたのかな。
逃避行を続ける山科ゆりと逃亡犯は野営する演劇団と合流をします。ここで無茶苦茶なシーンがあるので備忘録として書き残しておきます。演劇の練習に混ぜてもらった二人。この二人が混ざった演劇がまさに狂気的なのです。男が電話で蕎麦を「おかわり!」と注文し、その後ろにいる男に水がぶっかけられる、という謎の演劇です。それを神妙な面持ちで見る地井武男たち。シュールです。
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