沈黙 サイレンスの感想・評価・ネタバレ

3.6
52
40

Silence 2017年1月21日公開 アメリカ

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感想・評価・ネタバレ

Tanaka_Hirofumiの感想・評価
むろんいくらかの異同はあるものの、原作に忠実なので、自分にとってはかえって原作の素晴らしさが勝ってしまった。

それでも、命懸けで信仰を広めようとしたり守ろうとしたりする人間の強さや、過酷な現実の前に自分の信じているものが瓦解しそうになる葛藤に感動を覚える場面はあり、見ごたえのある作品でした。

宣教師たちからみた日本人の不気味さとか言葉の通じない異国の怖さみたいなものが序盤ただならない緊張感を生み出していてそれは映像化の成功だと思う。

窪塚のキチジローには期待大だったけどあまり印象に残らなかった。
potunenの感想・評価
面白かったけど、着地点は予想を超えず、なるほどな、と。でもこれ、よく考えたらすごく日本的なオチで、生粋?のクリスチャンからすると実は新鮮なのかも?と。さらに聖書に詳しい友人に尋ねたところ、聖書を読んだことがある人には旨味たっぷりの映画だということが判明。聖書と原作読んで出直します。
Kyohei_Fukubaの感想・評価
最初のタイトルクレジットの引き込み方が圧巻
2時間半以上を感じさせない引き込まれ具合
ずっと裏切りを繰り返していたキチジローが実は神の使いのような存在だったと気づいた時は納得しました
ポルトガル人が英語を話してることだけは違和感が拭いきれなかった
外国人監督が描いた日本の中でもっとも日本してた
「キリスト教」を信じるよりも「キリスト教の教え」を信じるようになったことが宗教の存在意義を示したと思った
YU66の感想・評価
非常に重苦しい約3時間。
アメリカの監督がこの時代の
日本を舞台にした作品を
よくここまで撮れたものかと
感心しました。

17世紀の日本でも
今現在の世界のどこかでも、
同じことが繰り返されていて
なかなか学ばない人間に
考えさせられます。
宗教問題だけでなく、
人種差別だったりも同じで
嫌悪感を感じずにいられません。

kitazato0130の感想・評価
久々に重いの観た気がする
Nao_Ookuboの感想・評価
うーん深い。原作読みたくなった。
aya06の感想・評価
原作は心理描写が詳しい分、映画は違った視点からも観られるように作られていて良かった。原作も映画も素晴らしかった。
2jthd6upの感想・評価
2017.1.21 TOHOシネマズスカラ座 初日舞台挨拶付
2017.1.31 TOHOシネマズ日本橋 大ヒット舞台挨拶付

すごかった…
見終わった直後は「これは役者でみんな演技してて宗教も自由に選べて
誰も拷問なんか受けてないんだ!よかった!」って気持ちになった。
重いし難しいし簡単に自分の意見を言えるような軽い映画ではないけど
見てよかった、知れてよかった、って思える映画だった。
蛇足ではって意見もあるみたいだけど、私はラストが良かったな。
他人の心の中ことなんて誰にもわからない
正しい生き方とか誇りの持ち方とかみんな違うんだし

2回見たけど結構印象変わったかも
1回目は可哀想かわいそう、って思ってたけど
2回目はそういう生き方なんだな、って思った
いろんな生き方があってある程度は自分で選択できる余地の中で
Aという生き方した人、Bという生き方した人、Cという生き方した人…みたいな

棄教するのか殉教するのか隠れるのか、誰が強者で誰が弱者でって考え方は違うだろうけど
自分が自分の納得できる方法で生きているなら他人にはそれは侵せない。
nrmdiknの感想・評価
良い。
信仰とは。
★3.6
Tomochika_Nakanoの感想・評価
日本人が描かない江戸時代の日本。
アポカリプトを観たときの恐怖と同じ感情。塚本晋也の役者魂を痛いほど感じた。その惨さと人々の信仰、日本人が犯した過ちの歴史。
難しいやつだけどおもしろかった、すごかった。さすが名匠スコセッシmeets遠藤周作 4.4
Daiki_Kinoshitaの感想・評価
マーティンスコセッシという監督の偉大さを痛感した作品。割だのテンポだのそういう次元の話ではなく、圧倒的な『画の力』を感じると共に黒澤映画を思い出した。
ストーリー上『沈黙』は神の沈黙であるが、答えが出ないこの作品の問いかけこそが沈黙でもある気がした。
この映画はその辺の『史実に基づく虐殺等を描いた映画』とは違う。
そして、このジェノサイドは昔の話として終わらせて良いものなのか。
世界的問題でもあるISIS.ISIL等のジェノサイドとも根幹が繋がっているのではないか。
southpumpkinの感想・評価
高名な師を追い弾圧下の日本に密航して来た二人の宣教師。彼らが日本で壮絶な苦しみを味わいます。
スコセッシは映画で問いかけを行うのが本当に上手い。この映画で信仰への正解は導かれません。宣教師主観な映画ははじめのうちこそ慈悲なき禁教令を敷く日本を悪として描きますが、次第に宣教師ロドリコ(アンドリュー・ガーフィールド)のエゴイズムなのではないか、さらに信仰を押し付けているのはキリスト教の方なのではないか、という日本主観からの正当性も垣間見える。唯一の悪であったはずのキチジローですら、最終的にそうは見えなくなってしまう。当時の日本における信仰の混在というカオスを巧妙に描いています。
タイトルの『沈黙』は神の"沈黙"です。ロドリコの苦しみに何も手を差し伸べず、ただ苦しみに沈黙しているかのよう。しかし神がいくつか口を開くシーンがあります。しかしスコセッシですよ。傑作『キング・オブ・コメディ』のラストを思い出してください。つまり神が沈黙を破ったあの言葉自体もロドリコの妄想であることを否定していないのです。キリスト教的神の存在を肯定しながら否定している。スコセッシの神業が炸裂しています。なんだ、神はスコセッシか。
宗教映画というハードルの高さでしたが、僕のスコセッシ監督に対する信仰心は揺らぎませんでした。安心の星4.5です。
レビューでは放置していますが、俳優陣も素晴らしい。イッセー尾形すごい。
Junichi__Nakamuraの感想・評価
20170124
109湘南
harryの感想・評価
素晴らしかった。圧倒的だった。原作の大ファンだけど、満足です。

「キリシタン弾圧の酷さを描いただけ」とか「西洋視点で当時の日本を一方的に描いた」などの感想を目にすることもあるけど、そんな浅い映画じゃないんだよ。人間の心を、葛藤を、深く深く掘り下げた本であり、映画なんだよ。

一つ気になるのは、「沈黙」に対しての回答の表現の仕方。キリスト教文化圏の監督じゃたければ「沈黙」で通したと思うけど、それはそれでまた一興。

久しぶりに重厚な素晴らしい映画を見た・・・
Ryutaro_Hodaiの感想・評価
良い映画なんだろうけど、期待したほどではなかったな。
キリスト教がテーマなだけに難しいし、なかなか世界観に入り込めなかった。
高校の時に三浦綾子の塩狩峠を読んだ時も感じたけど、キリスト教の教えを背景にした登場人物の行動はなかなか分かり得ない。
loomisの感想・評価
信仰心が根付いてない日本人には本当の意味でわからない話。

Karin_Yokoyamaの感想・評価
戦争とか宗教とかシリアスな題材の映画をあまり観ないから、私にとって新鮮な映画だった。
原作者の遠藤周作自身をモデルとしたと言われているキチジローが、人間の弱さを凝縮した存在なのが印象的。
dtanbeの感想・評価
高額な予算がかかっているであろうハリウッド映画の割にとても地味な演出の作品だったので、攻めているなと思った。クライマックスで派手な音楽が流れることもないし、淡々と進んでいった印象。

ただ自分が宗教に疎いし、かつ、登場人物たちにとってどれほどキリスト教が重要なのかや踏み絵がどれほど耐え難い行為なのかといった説明がないのでピンと来なかった。なので踏み絵のシーンが大げさに見えてしまう。
とはいえ全体的にはとても丁寧に作られた映画だった!
wakamewattsの感想・評価
江戸時代の長崎。外国からの宣教師が入りじわじわとキリシタンが増え ていった。幕府は徹底的に弾圧し、踏み絵を使ってあぶり出し極刑で臨んだ。そんな時代に、スペインから若い宣教師2名が、密入国する。しかし政府に捕えられ、地獄のような取り調べを受けるのだ。(#17-011)