だれかの木琴

だれかの木琴

作品情報

製作年 2016年
日本劇場公開日 2016年9月10日
製作国 日本
上映時間 112分

あらすじ

夫と娘と郊外に引っ越したごく普通の主婦の小夜子は、新しく見つけた美容院で少し髪を切る。海斗と名乗った若い美容師からその日のうちにお礼の営業メールが届き、それに返信したことから小夜子の日常は一変する。自分でも訳がわからない衝動に駆られ、何度もメールを送っては頻繁に店を訪れ海斗を指名する小夜子。ついには海斗のアパートを探し当て、呼び鈴を押してしまう・・・。海斗へのストーカー行為がエスカレートするほどに、小夜子は生き生きと輝き美しくなっていく。やがて、家族や海斗の恋人を巻き込んで、2人がたどり着いた思わぬ結末とは・・・?

新着感想・ネタバレ

mataro_minceの感想・評価
町の美容院、美容師の男。ある日の平凡な主婦客に送信したお礼のメール。丁寧な返信が来た日から女は隠れる様子もなく周囲に現れ始め男は不気味さを覚える「だれかの木琴」心斎橋1。心の隙間というより誰にも言えないささやかな欲望。その静かに寄せる波紋に誰も気づかない。これは「家族ゲーム」だ。2016年10月6日 平凡な家庭のある静かな住宅街に突如として聴こえてくるヘリコプターや緊急車両のサイレン。どう観たって「「家族ゲーム」だ。登場時のの常盤貴子は本当に普通のオバサンのような雰囲気なのだけど美容院を出てから「恋」なのか「執着」なのかにかかってからはものすごく美人に見えてくる不思議。井上荒野は短編集「ベーコン」を読んでいたので気にかかっていた。この人の作品に出会うときはいつも何かに「呼ばれた」ようにばったり突然目の前に落ちてくる。しごくおもしろい映画だった。パンフレットは監督と主演ふたりの鼎談がすごく良い。撮る側撮られる側が何を考えてるのかがはっきりわかる。
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