聖なる酔っぱらいの伝説

聖なる酔っぱらいの伝説

作品情報

原題 LA LEGGENDA DEL SANTO BEVITORE / THE LEGEND OF THE HOLY DRINKER
製作年 1988年
日本劇場公開日 1990年1月26日
製作国 イタリア・フランス
上映時間 120分

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
常に飲酒を続けるホームレスは橋の下で出会った謎の男と出会う。彼に200フランを渡されて、いつかこれを日曜ミサの時に教会の神父に返してくれればいいと言って離れていく。ホームレスは困惑するが、それを使うたびに奇跡的な幸運が舞い込みお金はたまるばかり。わらしべ長者のごとく幸運に恵まれます。羨ましいことこのうえない。楽勝な仕事に恵まれたり、むちゃくちゃ可愛い女の子と知り合いになれたり。ホームレスは自身の辛い過去により神の存在を否定していましたが、奇跡の連続に次第にその存在を信じるようになります。呑んだくれてしまい、返すべき200フランを使ってしまった男は無銭飲食を働こうとします。そこでハッと気づかされました。この男、全く犯罪を犯していない(不法滞在以外)…。全く説明台詞がないので全然気づきませんでした。おしゃれ映画なのでうっかりしていると読み飛ばしてしまうところがありそうです。ラストまで観るとこれまたウムムと考えさせられる。お金とお酒、それらは生もしくは死への引導だったのか…?
全編通してずっとお酒を飲み続け、アントシアニンにより口元を朱に染まる主人公の男。『荒野の千鳥足』という酔っ払い映画を超える、凄まじい酔っ払い映画でした。だんだんと気持ち悪くなってきます。お酒はほどほどがいいです。
この映画で異常な可愛さを発揮しているのがサンドリーヌ・デュマです。もうこれは画像検索してほしい。ドアからぴょこっと顔出すやつやばい。Sandrine Dumasです。ぜひ。
ciatrをフォロー: