ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気

ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気

作品情報

原題 Freeheld
製作年 2015年
日本劇場公開日 2016年11月26日
製作国 アメリカ
上映時間 103分

あらすじ

ニュージャージー州オーシャン郡。20年以上、警察官という仕事に打ち込んできた 正義感の強い女性・ローレルは、ある日ステイシーという若い女性と出会い、恋に落ちる。 年齢も取り巻く環境も異なる二人は、手探りで関係を築き、 郊外に一軒家を買い、一緒に暮らし始める。 家を修繕し、犬を飼い、穏やかで幸せな日々が続くはずだった…。 しかしローレルは病に冒されてしまう。 自分がいなくなった後もステイシーが家を売らずに暮らしていけるよう、 遺族年金を遺そうとするローレル。しかし法的に同性同士に、それは認められていなかった。 残された時間の中で、愛する人を守るために闘う決心をした彼女の勇気が、 同僚やコミュニティ、やがて全米をも動かしていくことになる…。

新着感想・ネタバレ

HMworldtravellerの感想・評価
異性愛中心の世の中で同性愛は嫌悪される宿命にさらされてきた。種の保存の原理の視点でのみ考えると同性愛は異端者だし、不適合な異分子が体内に入ってきた時に体が拒絶反応を示すように、人は自分と違うものに対して無意識のうちに防御や攻撃をしてしまいがちなことも事実だ。だからだろうか、差別が無くならない。

本作は実話をもとにした映画で、主人公は同性愛者だ。長年 地元で刑事として働くローレルはステイシーという若い女性と出会い、恋に落ち、一緒に暮らし始める。が、ローレルが病に冒され余命わずか半年であることが発覚。自分の死後にステイシーが遺族年金を受け取れるようローレルは郡に申請するが、同性のパートナー同士ということで、法的に認められなかった。病と闘いながら、権利を求めるローレルの訴えはやがて同僚の協力を得、新聞に載ることとなり、同性愛権利促進団体をも巻き込んだ社会運動へとエスカレートしていく。

遺族年金さえ受け取ることのできない 形だけのパートナー認定。死の淵に立った状態でありながらステイシーのために闘うローレル。絶望に打ち拉がれながら必死で前を向こうとするステイシー。地味な作品だけれど、2人がただただ相手を思う気持ちがジワリと伝わってきた。

人の感じ方や嗜好は千差万別。ある人にとっては素晴らしくても、違う人にはあり得ない, くだらない, 好みじゃないということは珍しくはなく むしろ普通のことだ...
YU66の感想・評価
よくある…弱い者を古くて堅いままの権力者が虐める映画かもしれませんが、主人公は病に冒され時間がなくまた優秀な刑事という立場からハラハラドキドキと事態が展開されます。ジュリアンムーアの演技力は圧巻、出演する作品はこれからも全て観たいと思うほど。
スティーブカレルが良い味を出してます。
原題は主人公がこだわったワード、ドキュメンタリー映画にもなってそのタイトルも『FREEHELD』にも関わらず、邦題の『ハンズオブラブ手のひらの勇気』っていうセンスのなさ具合に嫌悪感を感じました。

上演中は嗚咽を抑えるのに必死、終演後は涙で顔がボロボロでした。メイクが落ちるのは覚悟ですが、心が揺さぶられる事は間違いなしです。
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