アラビアの女王 愛と宿命の日々

アラビアの女王 愛と宿命の日々

作品情報

原題 Queen of the Desert
製作年 2015年
日本劇場公開日 2017年1月21日
製作国 アメリカ・モロッコ
上映時間 128分

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
冒険好きな高貴な身分の英国女性が砂漠を旅するお話。
監督は巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク。鬼、クラウン・キンスキーを生み出してしまった天才ですが、最新作は正直衰えを感じざるを得ません。砂漠を彷徨い続ける(それほど動機を描くことなく)二コール・キッドマンの姿は『フィツカラルド』や『アギーレ』のキンスキーを彷彿とさせます。二人ともやたらと無闇に動き続ける。ですが二コール・キッドマンには狂気を感じない。「愛と宿命の日々」というダサめの邦題の通り、割と人間的な愛に生きる主人公なのですが、これが非常に没個性的(別にキャラクターを否定しているわけではなく)。なんだか普通の人間のように見えてしまうのです。そういうのもあってか、イマイチ彼女の魅力とか素晴らしさがわかりません。ただの冒険好きでわがままな女に見える。ラスト、自らの経験を武器に政治の世界に進出、アラビアの心がわかる唯一の西洋人と言われるようになるのですが、それは結果的にであるので。
評価が高めの作品ですが個人的には微妙。ヘルツォークの才能、枯れた?
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